子育て

塾長の本音

今は生徒との話もありますが、最近は他の塾長さんとの面談も多いです。その中で

「人のこといえるのかよ」

という話をしていました。その話です。

あなたはできている?

子どもが

「毎日勉強したらいい」

ということはわかっています。また、

「音読したらいい」

ということもわかっています。ですが、親が一生懸命に

「やりなさい」

といいますが、それで子どもはやらない。親としては

「絶対にその方がいい」

とわかっていてもやらなのいですが、親の心境でいうと

「歯がゆい」

のが正直の気持ちです。ですが、

「親もそれほどできるのか?」

というそんなこともないです。

塾長はできていない?

これは塾長と話をしていたときに出た言葉ですが、

「毎日ブログを書かないといけないのはわかっている。でも自分は中々書けない。生徒毎日勉強するようにいっているのにこんなのは生徒と同じだ」

と。これは本当にそうです。私は不登校の子も指導していますが、不登校の子が

「学校に行けない」
「教室に入れない」

というと親は

「どうしてそんなことができないの?」
「何かいじめられているの?」

となります。というのは、

「親にとっては簡単なこと」

だからです。ですが、人によって

「バードルが高い」

ということが多いからです。たとえば、塾でいうと生徒を集めるには

「ポスティング」
「校門前配布」

がとても効果的です、これを毎日続けていて

「生徒がこない」

ということは絶対にないです。ですが、塾の先生でも

「今日は疲れた」
「やはり恥ずかしい」

とやらないのです。そして、

「生徒が集まらない」
「塾が潰れる」

とやっているのです。これは決して

「他塾の先生を責めているわけではない」
「他塾の先生をバカにしているわけではない」

のです。

人間の本質は?

実は人間は

「そんなもの」

なのです。毎日朝、1時間早く起きたらいいと思っているのにできない。とか

「やったらいいのにできない」

ということは親も子どももあると思います。たとえば

「毎日走ったらいいと思っているのにできない」
「たばこをえむ゜ようと思っているのにできない」

「子どもにガミガミいうのをやめようと思っていてもできない」

と。みんなそんなものなのです。ただ、

「大人も子どもも関係ない」

のです。みんな

「程度の差はあれど、やったらいいことが出来ない」

のです。まずは、それを理解するのです。もしそれができれば

「学校の成績はほぼ100点」
「ほとんどの生徒が第一志に合格」

「親は年収は今の2倍に」
「みんな健康で病気になんかならない」

のです。ですが、それができないから

「問題が起きている」

のです。そして、そこから

「どうやればやったらいいことをやれるのか?」

を考えていくのです。

自分ができない

というのは

「昔の私がそうだったから」

です。私には理想の自分がありました。

勉強ができて、スポーツもできる決めたことは確実にできる自分。ですが

「朝5時に起床予定。目覚ましは7時を指している」

そして、「自己嫌悪」です。

「あー、自分はできない人間だ」

と。自分を責めていました。ただ、ずっと勉強していくと

「人間はできないもの」

とわかったときに

「できるような工夫を考える」

ようになったのです。

できることを考える

不登校の子も悩みも親からしたら

「何で?」

とか思います。また、子どもが勉強しないことに

「何で?受験生でしょ」

と思ってしまいます。ですが、その子にとってはそれが高いハードルなのです。そして、

「本気になれない何かがある」

のです。

親がすること

まずは、親がすることは

「子どもを理解すること」

いえ

「子どもを理解しようとすること」

です。そうすると、子どもも変わってきます。実際に

「不登校だった子が登校できるようになった」

のは親が変わったからです。そういった事例は何人も見ています。また、勉強しなかった子がどん底まで落ちてそこから勉強するようになった事例を見てきています。

最初の1歩は

「親が子どもを理解するように努めること」

です。ぜひとも子どものことをいう前に

「自分もできているのか?」

と考えるとまた違った子育てができるかも知れません。

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