勉強法 普段の勉強

最も効果的な勉強法

私のブログを読んでいる人というのは基本的に勉強熱心な方が多いです。子どもであれ、親であれ、勉強に対して勉強熱心。

だからこそ見るのですが、実は意外と勉強法というのは限られてきます。「何かいい方法はないのか?」と調べる前に、当たり前の方法を実践する方が効果的なのです。

その当たり前の方法で、最もお勧めなのが「音読」です。 「音読」と言うと「なんだ音読か。そういえば、小学校の時にやったかな」と思うかもしれません。実はこれが最も効果的な方法なのです。

勉強で行う2つの方法

勉強す時に必ず効果を上げるためには2つのことをしないといけません。1つつは「インプット」です。

教科書を読んだり、授業を聞いたりして情報を入れることです。

2つ目は「アウトプット」です。問題集を解いたり、テストをしたり、人に説明したり。

この2つの「インプット」と「アウトプット」がないと勉強というのは成果は出ません。

その中で大事なのは「いかに情報を自分の中に身につけられるように入れるのか」です。その中で効果的なのが「音読」なのです。

テストした結果

音読の結果については書籍も出ていますが、実際これは私も指導の中で何度もテストをしたことがあります。

どんなテストかと言うと理科とか社会の問題集で次のようなことをしました。

社会の問題で解説を読む時に次の4パターンをテストしたのです。

黙読で解説を2回読む場合
音読で解説を1回読む場合
音読で解説を2回読む場合
音読で解説を3回読む場合

です。その後問題集を解かせたところ圧倒的に音読で解説を3回読む場合の方が正答率が高かったのです。

これを黙読で3回読ませても効果はそれほど出ませんでした。これは何度もテストします。

つまり、音読することによって情報が目からと耳からと入るので頭に残りやすいのです。

音読の意外な効果

音読を「めんどくさいなあ」と思うかもしれませんが音読のいいところは他にもあります。

中学生の最も問題となるあるものを解決することができるのです。そのあるものとは「眠気」です。

中学に入ると子どもは勉強する気があったとしても寝てしまうことが多いのです。自分の部屋にこもって勉強してるかと思うと電気をつけっぱなしで寝ている。

こんなことはいつものことです。「寝ていないで勉強しなさい」と言っても眠いものは仕方がないのです。それを防ぐのが音読です。

音読をすることによって眠気を覚ますことも可能です。実際に私も眠い時には音読をしていました。

もちろん座って音読する必要はありません。歩きながら音読しても結構です。立って音読しても結構です。

そうやって音読をすることによって眠気を覚ますことは可能なのです。私は音読しながら部屋の中をうろうろしていたので母からは「牛?」なんて言われていました。

正しい音読の方法とは

真面目に音読をやってるとわかりますが音読をしながら他のことを考えることも可能です。

何度もやっていると文章を覚えてしまうので音読をしながら他のことを考えてしまうのです。

そこで今度は音読をしながら頭を使うことです。例えば、英語や古文の場合であれば音読をして頭の中で訳をしていくことです。例えばこんな形です。

This is the pen これはペンです。
That is a pen あれはペンです。

といった感じで英語と日本語を交互に読んで訳していくわけです。そうすると自然と自分自身が力をつけていきます。

古文もそうです。古文も読んだ後に現代文に直していくわけです。

こうやって簡単ですが、実際にやっていくと、力がついていきます。ぜひともやってくださいね。

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