子育て

子どもを上手に支配する方法

子どもを支配すること

ブログのネタに色んな所から探しています。その中に

「旦那のコップを捨てる嫁」

という話が載ってました。内容的にはこんな相談です。

30歳の会社員女性。夫に怒鳴られてショックから立ち直れません。

夫(33)はとてもイケメンです。優しいし、共働きということもありますが、家事もメインでやってくれます。

綺麗好きで整理整頓も得意な夫ですが、なぜか古いコップを捨てません。

ロンドンを一人旅しているときに雑貨屋で手に入れたものだそうですが、ボロボロになっても捨てません。

夫には一流のモノを使い、一流の物を身につけて欲しいので、時計、スーツ、靴、鞄と夫の物は私が選んできました。

そんな夫がボロボロのコップを使うことが我慢できず「捨てて欲しい」と何度も懇願しましたが、受け入れられず。

そして先日とうとう
「うるさいっ!!!」
と怒鳴られました。

私は親にも怒鳴られたことはないし、初めて大きな声で怒鳴られてショックを受けてしまいました。

夫には翌日「大声を出して悪かったね。僕は、二人の物や二人の予定は全て君の意見を聞いて優先させてきた。

でも君の要求は僕の身の回りにも及んできた。スーツや時計、靴に至るまで君好みのものに変えられていった。

どれもセンスが良いし僕も気に入ったし、感謝もしていたけど、ずっとひっかかってた。その違和感がやっと分かった。

僕はどこかで君に支配されていると感じていて、コップは最後の砦というか…コップを捨てないことが、

僕自身が意思を持ったひとりの人間であることの証のように感じていたんだ。」と。

私は何もいず夫は出社。考えてみると実は私もそれを何となく感じていて、だからこそそのコップを捨てさせることに執着していたように思います。

あのコップを捨ててくれたら(いうことを聞いてくれたら)どんなに嬉しいかと想像していたのです。

それなのに、あんなに大きな声で拒絶するなんて…離婚とかは考えていませんが、ショックです。どうしたらいいでしょうか。

参考;オンライン読売新聞

それに対するコメントです。ほとんどが相談者を批判する声でした。そして、中には「離婚」を勧めてる人もいました。

そして結末です。

割れてしまいました

レスありがとうございます。一つ一つ読ませていただいております。あろあ様まで読みました。

皆様のレスを読み、コップはそのまま使ってもらおうと思っていたのですが、先程帰宅した夫自身が捨ててしまいました。

「捨てちゃうの?」と聞くと「もう良いんだ…。たしかにあのコップは、楽しかった旅の思い出の品ではあるけど、たかだかコップ一つで夫婦喧嘩する方がバカバカしい。」と。

私が「もう捨ててとは言わないから。」ゴミ箱から出そうとすると「もう良いって言っただろう!」とそのまま床に叩きつけて割ってしまいました。

片付けたあと、「ケガはない?でも、これで君も満足だろう。でも新しいコップは明日自分で選びに行くからついてこないで。」とお風呂に行ってしまいました。

私は「ごめんなさい。」と謝ることで精いっぱいでした。私はこんなことを望んでいたわけじゃないのです。

夫に気持ち良く「そうだね。捨てるよ。」と納得した上で捨てて欲しかったのです。その上で二人で良いコップを見に行きたかったんです。

ですが、皆様のレスを見て、このまま使ってもらうつもりだったのに…。せめて明日は夫一人で好きな物を選んでもらおうと思いますが、寂しいです。

 

反省しました

夫は新しいコップを選んできました。夫から手紙をもらいました。

そこには、
・離婚がよぎったけど、双方の両親、兄弟姉妹、親戚、親しい友人にこれ以上ないほど祝ってもらった結婚式と披露宴の日のことを思い出すと、離婚はしたくないと思った。

・ただし、今後自分が「家の中で使うもの」と「家の中で着る服」は自分で選びたい。君の意見は言ってくれて良いし、聞く耳も持つけど、最後は自分で選ぶ。

・スーツや時計についても言及してしまったが、オフィシャルな部分は今後もお願いしたい。ただ、僕の意見も聞いて欲しい。

・二人で家庭の基盤が出来たら子供を作りたいと思っていた。

今回の喧嘩を通して、君が変わり、僕も変わり、雨降って地固まるように、理解しあうことが出来たら、子供を作りたいが、この手紙を読んでも君の心に何も響かず、何も変わらないなら、もう離婚しかないのだけど、そうならないことを願う。

といった事が書いてありました。自分が情けなくて心底反省しました。心を入れ替えて、夫が子供を欲しいと思えるよう頑張ります。

皆様の厳しいレスでいかに自分がズレていたかも分かりました。ありがとうございました。

下着を買わない男

参考までにいうと私の服装はほとんど家内が見ています。家内と娘といった方がいいかもしれません。

下着のパンツから上の服も全部、嫁の好みです。私は自分で買ったことはほとんどないです。

基本的に興味がないので。以前に塾長会でその話を聞いたら、ほとんど本人がパンツを買っているそうです。

私とは大違いです。決して私は支配されてると思いません。ただ単に興味がないだけです。

ですが、これが「言いなりにしないと相手が嫌な思いをする」となったら多分私も反発すると思います。

親が子どもを支配する

実はこれっていうのは親子関係で特に顕著に目立ちます。

つまり、簡単にいうと

「親が子どもを支配しようとしている」

のです。親自身が自分の思い描く理想があって、それを子どもに押し付けようとすることです。

そういったことは小さい頃は子どもは力がないし、生活力もないので親のいった通りしようとします。

ですが、途中から自立心が芽生えて、反抗期になっていうことを聞かなくなります。

それでも、大人になって生活力がつくと反発心から実家に寄り付かなくなります。親の悩みが出てくるのは実は「思った通りやってくれない」ということなのです。

実はそれっていうのは親の悩みなんでしょうか?というよりも親自身に問題があるとは考えないでしょうか?

言葉を言い換えると

「子どもを支配したいのですが、支配できません。どうすればいいのでしょうか?」

という質問だったらどうでしょうか?

実は親というのは知らず知らずのうちに「子どもを支配する」という風になっていきがちです。

怒る理由は何?

特に自分が怒ってるときも

「なぜ、自分はこんなに怒ってるのか」

というように自分自身に原因を考えると気づくかもしれません。そして、最もやばいのが「あなたのためを思って」ということです。

「あなたのためを思ってやっている(支配している)」

です。ですが、ちょっと振り返ってみると自分自身が、自分自身の価値観で子どもを支配していないのかということを考えてみればいいと思います。

もちろん子育てですから、自分の自身の価値観を押し付けるというところはあります。

それは否定できません。それにそれが悪いというわけではありません。ですが、それのすべてを押し付けると本当にその子の可能性を潰してしまうことがあるのです。

実際に私も子育てのコーチングを受けたことがあります。そのときに核心を突かれました。「あなたは子どもを支配しようとしている」と。

すごくムカつきましたが、今から思うと確かにそうだったように思います。

それは本当に正しいのでしょうか?

例えばここ何年間であった話です。例えばこんな話をします。

「やることをやってから自分の好きなことをしなさい」

という考え方。ずっと私もそういってきました。もちろん、ある意味は正しいです。ですが、「絶対に正しい」という風に思わない方がいいのです。

「やることをやってから」は家庭を崩壊させる

というのは「やることをやってから自分の好きなことをしなさい」という風なことを仕事でやってしまうとそれが行き過ぎると「家庭が崩壊してしまう」からです。

とき「離婚」となってしまいます。自営業をやっていると仕事というのは溢れるばかりにあります。

やらないよりはやった方がいいということがどんどん出てきてしまうのです。だから

「それが終わったら家族で一緒にゆっくりしよう」

なんて考えているとずっと終わることなどはありません。本当に永遠に終わることはありません。

というのも問題が次から次へと発生してしまうからです。そして、仕事はうまくいっているけれど、家族はパラパラとなってしまいます。

ですが、それを

「どこかに置いといて家族で一緒に出かける」

という風な時間を作らないと人生その中うまくいかないのです。例えば今は確定申告でした。「確定申告が全部終わってから何かをする」とすると授業なんてやってられません。

頭の片隅で「確定申告をやらないといけない」と思いながらも今の授業をこなしていくのです。

そういった頭の中にスペースを作るということも生きる上では必要なのです。

常にバランスを

だから、今までだったら「勉強して終わってから遊びに行きなさい」というのも1つの方法です。

が、友達との時間との関係で「先に友達とも遊ぶ」というような方法も必要です。

「勉強してから」を強制してしまってて、遊ぶ時間がなくなって、「勉強はできるけれどもの友達はいない」となっては人生ではとても寂しいものになります。

そういう風に先に遊んでからやるという事例もあるということを頭の片隅に置きながら子どもを育てていくわけです。

つまり、バランスですね。今やっていることを疑うそんな余裕も必要かと思います。

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