子育て

小学生の子を持つお母さんへ

小学生を持つお母さんというのは中学受験を除くと子どもの教育に関しては比較的のんびりとできます。

「そんなことはないです。大変です」

と言われるはきっと「中学受験」を希望されるご家庭だと思います。ですが、公立中学の場合は比較的のんびりです。

ですが、そこに危険がはらんでいます。

小学生のときしかできない勉強

実は小学のときには小学生のときにやらないといけない勉強というのがあります。つまり、小学生の時期にしないといけない勉強です。

それは「知識」といったものではないです。知識というのは後でも入れることができるからです。

それよりももっと根本的なことです。それは

「考える力」「粘り抜く力」そして、「勉強を楽しむ力」

です。勉強とは貧しい人の家庭ではできません。貧しい家は「即戦力」が必要なので勉強よりも家の仕事を手伝ってくれた方がいいのです。

本当の意味では「勉強」というのは贅沢なものなのです。だから、本当は

「勉強は楽しめるはずのもの」

なのです。また、「考える力」というのは身につける時期というのもあるのです。

野生児は話ができない

野生児や孤立児と呼ばれ、幼児期に人間社会から隔絶されて育った子どもは、後に教育を受けても言語能力、特に文法に従った文を作る能力については著しく劣ることが知られています。

これは言語についてですが、これを「言語臨界期」として1つの仮説として知られています。

どういうことかという、ある一定の年齢までに言葉を学ばないと、言葉が正確に身につかないというものです。

つまり、脳の成長に合わせて身につけさせない時期に身につけさせないと、その後では中々身につかない・・というものです。

実はそれは「言葉」だけでなく「考える力」でもあるのです。

小学生でやるべきこと

実は私も塾をスタートしたときに

「勉強なんて中学からでいいや」

と思っていました。というのは私自身が勉強をスタートしたのが中学からでしたし、小学生からやっている子でも中学や高校になって抜かれる子もいたからです。

だから、中学からでもいいと思っていたのです。ですが、これは大きな勘違いだったのです。

というのは、中学や高校でやっても「ムリ」というわけではないのですが、後になると小学校であれば簡単なことが何倍も大変になってくるのです。

中学で悪化。

中学生から入っている子でもっとも大変なのが

「考える気力のない子」

そして、

「考える力のない子」

です。小学生の頃からそういった傾向はあったと思います。例えば、

「難しい問題を見るとあきらめる」
「簡単な計算しかしない」

「文章を読みたがらない」
「考えるのを嫌がる」

などです。そういった子は

「中学に入ってもよりひどくなる」

のです。まずは

「勉強そのものを嫌がる」
「考えることをしようししない」

です。

文章題が解けない中学生

例えばこんな問題です。

【問題】
父の体重は太郎君の体重の2倍です。

この問題の式が作れないのです。これを言葉の式にすると

父の体重=太朗君の体重×2

こういった式が作れないのです。当たり前ですが、そういった子は中学の文章問題は解けません。

また、それ以上に少しでも難しい問題を見たら

「教えて」
「ムリ」

と考えることを放棄してしまっているのです。それには小学校のうちに

「勉強に対する取り組み方」
「考える力」

を身につけさせないといけないのです。

小学校でやると楽になる

実は小学校でそういったことが身についている子は後で楽になります。

考える力をつけさいたいのであればこちらです。

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