指導のポイントは「意識させる」ことです。
そうすると作業だった勉強が、頭を使う勉強に変わります。
目次
意識させるだけ
意識させるということは勉強もそうです。音読するときも、重要語句を塗りつぶして音読するのも
「重要語句を意識させる」
ためです。
勉強だけで何かをするときはこの
「意識させる」
ということに力を注ぐといいです。
先日、書いた「漢字の覚え方」「英単語の覚え方」もこのように意識させていくのです。
意識させた方がいいもの
その中でも一番意識させた方がいいのが
「途中経過」
です。途中経過をいつもきちっと書いていくと、いつでも同じように再現することが可能です。
途中経過を意識して書かせることで、何度も同じことができます。これは仕事でも同じです。
仕事でも使えます。
私の指導しているのは
「社会に出て使えるのか?」
です。そしてこの
「途中経過を意識する」
というのはとても社会に出ても使えます。例えば、子どもにこんな質問をします。
「お金持ちになりたいですか?」
と聞くと
「お金持ちになりたい」
と、かえってきます。そして、その方法はどんな方法なのかということは考えいません。
例えば、その方法が
「宝くじが1億円当たる」
としたらどうでしょうか?そのときは1億円が手に入ります。
ですが、残念な話ですが、宝くじが当たった人のほとんどんが破綻しています。
以下にこんな内容があります。
宝くじの当選金が払い戻される際、銀行から高額当選者に『【その日】から読む本』という冊子が渡されます。
中には、「当選した興奮と付き合い、落ち着いたらローンなどの返済を優先すること」などが書かれています。
一方、これはどうでしょうか?自分でビジネスをやって1億円の収入を得ました。
この場合は、たとえ失敗しても「1億円稼ぐ力」は残っているので、また立ち上げることはできます。
それは
「どうやれば結果が出せるのか?」
を知っているからです。それもやったことをしっかり記録しておくと次にも生かせます。
結果ではなく途中を大切にする
何でもそうですが、毎回やったことを反省して記録に残しておくことです。
普段の生活でいうと
・活動の記録
・1日の日記
などです。勉強でいうと
・間違った問題
・途中の経過
などです。論理エンジンの添削では以下のように途中経過を書いて来る子もいます。
こういった子は成績が伸びるのは早いです。
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