対処療法的なことをやっていると結局は何も解決しないことが多いです。
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頭痛にノーシン
頭が痛いと頭痛薬を飲みます。頭痛薬を飲むと一時的に頭痛が治りますので本当に助かりますよね。
ですが、根本的な原因はわからないので実際には解決できません。わかりやすい例で言うと脳に伝わる痛みの信号がシャットアウトされただけなので結局は原因はそのままです。
ガソリンの警告ランプを切る話
もっとわかりやすい例で言うとガソリンの警告ランプがチカチカと光っています。
うっとうしいのでその警告ランプの配線を切ってしまいます。そうすると警告ランプが点滅しないので見た目は安心なりますこれで解決できると思います。
何がおかしいのでしょうか?
実はこれは「見た目の対処療法」です。見た感じがよくなったけれど根本的な解決がなされていないのです。
「根本的なことを解決しないで対処しているだけ」
なのです。それをほっておくと大変なことになります。
実際に私のところらもこんな生徒がいました。いつも「めまいがする」と言っていましたが、
「病院に行ったら?」
と言うと
「しばらくしたらおさまるので大丈です」と。
私も頭のことなので、心配して脳の治療で有名な医者を親戚から聞いて、紹介しました。
「念のために行くように」と強く言ったところ病院に行ったら
「このままだったら早死にしていた」と。
そして、その生徒からは
「先生は命の恩人だ」
と。そして、それからは食事療法からしっかりと普段の食生活から変えていきました。
人生でも同じです。
「とにかく進学しないといけない」と何も考えず周りと同じようにやっていきます。
「みんなと同じ学校」「みんな同じ方向」
ですが、社会はドンドン変化しています。「AI」何て聞くと
「何か便利なもの」
というイメージ化ないかも知れません。実は私からすると普通にやっていくと
「戦々恐々としたもの」
です。たとえば、今は「小論文の添削」もAIがやっています。また、広告の代行しています。
以前私立中学の説明会でもありましたが、小説もAIがやっています。
私が書いているこの文章ももうすぐAIが書くようになります。そのときの私は何をしたらいいのでしょうか?
50歳の子どもをイメージできるでしょうか?
あなたが何歳かわかりませんが、あなたのお子さんも間違いなく、あなたと同じ年齢に達します。
そのときに「経済的に自立」「人として自立」してやっているでしょうか?
それは年齢を重ねたからと言って「自立」できるわけではありません。60歳でも80歳の親の年金をあてにする大人もいるのです。
そうならないためにも、子どもが自立する方法を真剣に考える必要があります。
その1つが「子どもや大人が自分自身を見つめる」ということです。
実際に
「自分のどんなことをやりたいのか?」
「自分にはどんな才能があるのか?」
「自分のどの部分を伸ばせばいいのか?」
を一度立ち止まって考えてるのです。もちろん、すぐに回答が出なくてもいいのです。
そうやって考えていくと必ず見えてきます。