これは受験に限らないことですが、まずやるべきことは「見える化」です。
目次
試験前にすること
合格の可能性のあるご家庭は「どこができていて、どこができてないのかわかっているところ」です。

という風に相談に来られるよりも

というのとではどちらが合格しやすいでしょうか?
当然後者ですよね。それは現状がわかっているからです。現状がわかっていると適切な対策も打てます。
そのためにも、まずは「見える化」するようにするのです。
例えば、受験までに点数を上げる場合は、
「あと何点差があるのか?」
を完全に把握することです。それを把握してからそれを1つ1つ詰めていくのです。
この問題集1時間で何ページできますか?
実際「見える化」は子どものやる気を引き出します。現実を知れば、自然と勉強にやり方も変わってきます。
実際に昨日の
「成績を上げる計画の立て方セミナー」
でも「勉強しないといけないね」と言わなくても本人の口から「勉強しなければ」と言ってるわけです。
やったことは
・将来の目標を考える
・現状の課題を考える
・課題に対して対策を考える
・1日の勉強時間を知る
これをやっただけです。

と本人が言うようになったりするのも、物事が「見える化」するとよくわかることです。
プリント10枚にどれぐらいの時間がかかるのか?
例えばプリントが10枚あるとします、そのプリントを一通りやればできるようになると思います。
が実際に身につけようとすると通常は3回やることが多いです。
もちろん、中には1回でもできる子もいますし、逆に5回やらないとできない子もいます。
ですが、わかりやすくするために3回するとすると全部で30枚になります。
1時間に4枚は進もうとすると7時間30分はかかります。そうすると「もっと勉強しないといけないな」というのを感じるわけです。
これは親が「勉強しなさい」というよりも本人が気づくと本人に時間が出てくるわけです。
そうすると以下のような勉強時間となるのです。