子育て

「なんでうちの子は理解できないのだろうか?」という疑問に答える

指導をしていると

「授業の内容が理解ができない」

という子がいます。他の子と同じように授業の説明を聞いても理解できないのです。

親が説明しても理解ができないと親は焦ります。実はそれは、説明する側に問題があるかも知れません。

理解の仕方も人によって違うという話

何年もやってると1番ポイントには

「いかに理解してもらうのか?」

ということになります。まずはそれが第一歩です。

相手の理解力もありますけれど、実は指導する側の説明力にも違ってくるのです。

実際いろいろの仕事をしていると、よくわからないということが多いです。

単純に説明する側が下手なだけなのです。

親が説明してもわからないというのは説明の仕方が問題というよりも、説明の仕方が子どもに合っていないということです。

これは何年もやっていると気づいたことですが、自分がいくら説明しても理解できない子はいます。

こんなに何年もやっていてもまだあります。

先生の話を聞かない生徒の指導

実際に昔はこんな感じでした。指導していると

「それではテキストの12ページを開いて」

と言うと、テキストを開く子もいれば、開かない子もいます。

「えっ、どこ。どこ」

と。今まででしたら、

「なんで先生の話を聞かないの」

という叱り方をしていました。

ですが指導しているとわかるのですが、「耳で聞くことがわかる子」と「見てわかる子」がいるのです。

「見てわかる子」は実は書いてあげないといけないのです

「それではテキストの12ページを開いて」

(それと同時に黒板に12ページと書きます)

これだけで動きが違ってきます。

人の話を聞かないというだけではなく、その人にとって情報の入れ方が違うだけなのです。

そんな工夫をするだけで理解力は高まります。

同じ話をしても「理解できる子」と「理解できない子」の違い

実は塾の先生学校の先生と言うの比較的勉強ができた人が多いです。

だから、自分が勉強ができたからそのまま子どもに伝えようとします。

ですが、伝える相手は千差万別です。同じような理解の仕方ではないのです。

だからこそ伝え方を変える必要があります。というのは伝え方によって反応が違うからです。

学習障害の子でよくあるのが数字がわからないということです。

例えば、

「着替えの下着を持ってきて」

ということで、

「部屋のある箪笥の上から2段目の引き出しにあるよ」

という風に言っても理解できない場合があります。その場合は

「なんでわからないの?」

と叱るかも知れません。ですが、それをちょっとする工夫だけでいいのです。

引き出しに上から「赤色」「黄色」「青色」「緑色」とシールを貼っていくだけで子どもは理解できます。

「黄色のシールの引き出しから着替えのパンツを持ってきて」

というだけで子どもは理解します。本当に些細なことです。

子どもの理解力を深めるセミナー

実は学習障害というレッテルを貼るのは簡単です。ですが、人はそれぞれ特性があります。

それを理解して、伸ばして上げることが本人にとっても、周りにとっても役立つのです。そんなセミナーをします。

以下です。

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