経営の考え方

今からやるべきこと

まずは合格実績を集めよう。ただし気をつけることもあります

中学受験の学校見学会で

中学受験の学校見学をやると偏差値の低い学校は

「ますます集まらないだろう」

というのを実感しています。というのは実績をアピールするのですが完全に偏差値の高いところ学校と同じ土俵に乗っているからです。

実績を公表しているのですが、実績数では偏差値の高いところに圧倒的に負けています。

偏差値60の中学 国立大学合格120名

としているところで別の中学では

偏差値40の中学 国立大学合格10名

なんてしてしまってはとてもではないですが話になりません。もちろん実績を書くべきなんでしょうが、問題はその見せ方です。

例えばちょっと特化して出してみるとの一つです。薬学部だけの実績で言うと

「薬学部合格率100%」

とか

「××部に強い△△中学」

とか見せ方によって同じ結果でも違ってきます。

私の中でインパクトがあったのは伸びる率でアピールしている学校です。

今は有名になっていますが、大阪の履正社という中学校はそれを使っていました。

確かキャッチフレーズがこんな感じです。

「普通の子が関関同立生に」

だったか

「通知表3の子が関関同立へ」

というキャッチフレーズで伸びてきました。実際に関関同立に関しては「現役合格率91%」とうたっています。

この話は20年前にもなりますが、私の教え子も履正社に合格しました。そうやって特化して集めないといけないです。

塾で考えてみると

塾も合格実績は集めないといけません。体験記もういいでしょう。インタビューや写真。

手紙あるいはジュクサガスに登録してもらうのもいいと思います。

ですが気をつけないといけないのは大手と同じ土俵に絶対乗らないということです。

合格実績数では大手にはかないません。圧倒的に合格者数は多いのです。

だから、「合格率」で勝負するとかあるいは「××高校100%合格連続12年」とかそんな形で持って行くのです。

先ほど履正社のように伸び率で勝負するのもいいでしょう。

「オール3から××高校合格」

そうやって同じ合格実績でも絞っていくのです。というよりも本来こういったことは広告だけではなく戦略的にやっていくべきなのです。

これは塾長のための集客システムでこれをやっているのですが、最初にやることがこの戦略的な発想です。

「誰に対するサービスを提供するのか」

まずはそれを決めることですね。そう考えてみると面白いことが見えてきます。

いつも集まってない塾は集まらない私立中学と同じ戦略をとっています。

特に特徴のない塾は大きなところの真似です。これでは絶対に勝ってません。

まずは「誰に対するどんなサービスを提供するか」を考えていくことです。

セミナーやります。

実際に体験会をやっています。助成金があればオンライン化もできます。勝ち抜くためにやることをまずは体験してみてください。

 

 

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