以前と比べてうまくようになった理由をちょっとお話したいと思います。
目次
ネガティブなことを考えてみる
独立する前は「何でもポジティブに考える」ということでいろいろな成功の法則のような本を読んでいました。
多分100冊は超えたと思います。そして、
「何でも前向きに考えていたらうまく行く」
なんてのんきに考えていました。さらに100万円もするオーディオテープを買って勉強していて、比較的ポジティブに考えて。
現実は甘くなかった。
独立してからよくわかりますが、ポジティブに考えるだけではうまくいかないのです。
逆に変にポジティブに考える方がうまくいきません。特に組織の長と考えるならばポジティブに考えるのは非常にまずいことです。
というのは「何でもうまくいく」とやってしまうと失敗する可能性が高いからです。
そして、必要以上に周りに大きな迷惑をかけてしまいます。ですから、本当のことを言うとネガティブに考えないといけないのです。
ネガティブに考えてポジティブに行動する
実際に経営してみて思ったのは
「ネガティブに考えてポジティブに行動すること」
です。ネガティブと言うとわかりにくいのであれば、
「最悪の場合を想定して、現実的な手を打つ」
というのが本当の話です。私はいつも否定的に考えてみます。相談が来ても否定です。
ただし、これは「積極的否定」です。やることが反対というとよりは、やることによるリスクを先に出しておいて、それをつぶしておけば成功する確率は上がります。
特にネットの世界はやってみないとわからないことが多いです。
まずは、これから起こるの最悪のシナリオを考えます。そうするといろいろと不安になります。例えば、
・これからどんどん退塾が増えていくzebline-maker zebline-color-a
・新規の生徒が全く入ってこない
・これらの状態が5年続く
などです。
ですが大丈夫です。というのはこれらは今起こっていないから。これから起こるかもしれません。
が、まだ起こっていないのですから、これからそうならないために手を打ちます。
最悪の場合起こる未来をまずは先送りすればいいわけです。そのためにどうするのか?
できるだけ資金を用意します。打つ手ができる時間がたったた1か月しかなかったらほとんど打てる手は限られています。
それが半年になるとさらに手が増えます。1年になるともっと手が増えます1年前から準備しておくとどんどん対策が打てるのです
だからこそ最悪を想定します。
最悪を想定しておくと、あらゆる手を打とうとします。ほとんどの手は無駄打ちになります。
が、それによってまずは完全に最悪の状況を免れることができます。それが一番のポイントなのです。
例えば売上が昨年の半分になるという風に想定しておきます。そうすると半分にならないように手を打ちます。
いつも以上にポスティングをします。さらにホームページのリニューアルするかもしれません。そして、できるだけ広告を打つようにします。
実際に今は飲食が広告が打てないので、広告費が下がるはずです。
直接の効果はなくても、認知されたり、見込み客を集めたりはできます。
あるいはオンラインを手がけて、もっと幅広い地域から生徒を集めるかもしれません。
あるいは、卒塾した生徒で高校に行って勉強に身がない場合の子がいないか早くはフォローの電話を入れるかもしれません。
そして、
という風に声をかけるかもしれません。そうやって手を打っていくのです。
そうすると最悪の状態が「-50」だったのが、「-30」「-20」というふうに変わっていきます。
こうやっていくとうまくいきます。そして、これを続けていくと売上の変動はなくなります。
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