経営の考え方

うまくいかないやり方を一生懸命にしても結果は出ません。

うまくいかないやり方を続けてもうまくいくことはないです。

売り上げの変動はつきものです。常に手を打ち続けます。

塾を経営していると売り上げの減少ということは避けられません。

塾を創業してからずっと売り上げが上がり続けることはありません。

売り上げが上がったり、下がったりとか必ず上下の変動があるものです。

そして売り上げが上がっているときは、下がらないように手を打ちます。

また、下がっているときも、回復するために次の手を打つのです。

生徒が集まってるときに調子に乗って、売り上げに関係ないものにお金を使ってはいけません。

それをしてしまうと、「安定した経営」は出来ないのです。

私がうまくいかなかった理由

以前の私がそうでした。生徒が集まり出したとき少し大きめの自動車を購入しました。ワンボックスのセレナです。

しかも燃費の悪い。移動距離が長かったので、毎月のガソリン代が5万円になっています(笑)。

そして、売り上げが下がり始めたときに落ち込み、焼き鳥屋で一杯飲む。

そして、飲んで帰れないので、買った自動車の中で寝る。こんな生活をしていました。

これでは安定した経営は出来ませんよね。

こんなことをしているのに「うまくいかない」と思っていたわけですから、当然です。

「うまくいかない方法」やっていたのですから。

大切なことは

「お金と時間の使い方」

です。うまくいかないのは

「お金と時間の使い方が間違っているから」

です。

240万円あったらどう使いますか?

実際の数字で話をしましょう。例えば、手元に現金240万円があります。

これで自動車を購入したとします。そうすると

「やっぱり大きい自動車はいいね」
「安定しているし、運転が楽だ」

と家族の評判は上々です。小さい子がいると大喜びです。

「買ってよかった」

とそのときは思います。ですが、そのあとは大変です。

自動車が大きくなると負担はそれだけではありません。どんな負担が増えるのかというと

「自動車保険料」
「自動車税」

「冬期のタイヤ」
「毎月のガソリン代」
「各月のオイル交換代」

「その他消耗品」
「駐車場代」

そして、

「2年に1度の車検代」

です。すべて「マイナス」となってきます。負担は大きいですね。

これをこんな風にします。自動車は120万円にして、残り120万円を広告など集客に使うとどうなるのか?

月10万円使えば、やり方にもよりますが、生徒が2名集まります。

すると客単価を20000円としても毎月40000円の収入になるのです。

もし、私が広告に使ったら1年もしないうちに生徒が集まってパンクしてしまいます。この差はすごく大きいのです。

「毎月お金が減る」

のと

「毎月お金が増える」

では大きく違ってくるのです。実はうまくいかいなのは

「お金と時間の使い方」

です。大切なのことは「続けられること」です。

今は組織の代表として「売り上げに直結しないものにはお金をかけない」ようにしています。

自動車も今は軽自動車で、すでに23万キロも乗っています。
(これは廃車にしました)

雇われ社長として考えてみる

自分の塾ではなく、「雇われ社長」と考えたときこんな質問を受けたらどうですか?

「収入に直結するお金の使い方をしていますか?」

「それは会社のためになっていますか?」

と。雇われ社長なら、そのための説明責任が伴います。

もし、それが説明できるのであればOKです。お金の使い方がそれを出来ないのであれば、間違っているのです。

ぜひとも「お金の使い方」に注意してください。

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