経営の考え方

ポストが赤いの塾長のせい

「ポストが赤いのは社長のせい」
 
この話を聞いたことがありますか?この話は名コンサルタントの故一倉定氏がその書籍の中で語った内容です。

これは何が言いたいのかという「すべての責任は社長にある思え」と言うことです。

つまり、「すべては自己責任」と考えろと。会社の業績が良くないは社長のせいだと。

その極端な例が「ポストが赤いのも社長のせいだ」ということ。

これを塾経営に置き換えると「塾がうまく行っていないのは塾長のせい」だと。実はこのことに気づくまで私の塾はうまく行っていませんでした。

とにかく、うまくいかなかったのは「××のせい」と思っていました。

そして、口には出さなかったものの、「時間さえあれば」「お金さえあれば」と「~さえあれば」と思っていました。

だから、いつまでたっても変わらない。でも「すべて自分のせい」とすると「自分のせいなら自分が変われば結果は変えられる」と思ったのです。

例えば、集客で一番良いのが「紹介」です。ですが、紹介と言うと「会員さん、誰か紹介してくれないかな・・」と待っていても紹介が増えるわけではありません。

もちろん中には、紹介をしてくれる人もいるかも知れません。ですが、待っているだけでは弱いのです。

もし、自分がやっているサービスに自信があれば、「お母さん。勉強で困っている人をご紹介いただけませんか?」と頼めばいいのです。面談のときに頼むだけで内容が良ければ、

「そう言えば××さんところのお子さんが」
「△△さんのところに同じ弟さんが塾を探していた」

と一声他の方にかけてくれるのです。ですが、中には

「先生が頼む何て恥ずかしい」
「塾の経営が困っているようで嫌だ」

とか思うかも知れません。それは以前の私がそうでした。「恥ずかしい」「何か嫌だ」と自分自身のちっぽけなプライドを守るために紹介してもらうことをしませんでした。

ですが、自分のためではなく、「本当に成績で悩んでいて、困っている生徒さんを救いたい」と思えば、恥ずかしいとか言っていられないと思ったのです。

まだ見ぬ困っている生徒を救うために1人でも多く、自塾のことを伝えて、1人で多く救うために紹介してもらうと思ってご父兄の方にお願いするようにしたのです。

そうすると、紹介だけで月20万円の売上をアップすることができたのです。

「今の状態を変えるのは自分だけ」

と思えばきっと今までよりよくなっていきます。

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