経営の考え方

私の塾が3年で潰れたわけ

生徒を指導しているとこんな子に出会います。それは

「3年になったら本気を出す」

という生徒。こんな子はいませんか?
実はこの生徒と私は同じ考え方だったから

「私の塾は潰れた」

のです。

通常、塾の生徒構成というはこんな感じにはなっていません。

小5 20%
小6 20%
中1 20%
中2 20%
中3 20%

これだとリスクが分散されていますが、普通は

小5 10%
小6 10%
中1 10%
中2 50%←ここ
中3 20%

とか、

小5 10%
小6 10%
中1 10%
中2 10%
中3 60%←ここ

とかバランスを欠いた構成になります。もちろん、塾によっては定員制にして

1学年15名まで

と決めているところもあります。
今まではそれで安定して定員に達していましたが、生徒数の減少で思うように集まらない。

それで、学年別の生徒構成がいびつになるのです。そして、以下のように

小5 10%
小6 10%
中1 10%
中2 10%
中3 60%←ここ

のときはいいのです。というのは

「塾長は危機感があるから」

です。

「今年は3年生が多いので卒業したら
まずい」

と感じているからです。つまり

「受験生と同じ気持ち」

ですね。もう後がない。

「来年は確実に売上が減少する」

のがわかっているので必死になって動かないといけない。

「チラシを巻く」
「紹介キャンペーンをする」
「Webで広告を出す」

と動いていきます。

ですが、「受験生と同じではない」のは、受験生は

「自分だけが頑張ればよい」
「成果の上げ方はわかっている」

から本当にやることをやれば結果はついてきます。

ところが塾の場合は

「生徒の集め方がわからない」
「外部の環境要因に左右される」

ので、やったところで結果がすぐに出ないのです。

さらに、必死に生徒を集めているところに

「近くに大手の塾がオープン」

何てことはあります。ガンガン広告を使って生徒を集めています。

そうすると、あなたの塾はもう終わりになるかも知れませんね。

だから、本当は構成がこの状態であれば

小5 10%
小6 10%
中1 60% ←ここ
中2 10%
中3 10%

のときから3年後の集客を考えて動かないといけないのです。このときに

「3年後はまずい」

と思って今すぐ動かないとダメなのです。というのは

「まずい状況になって動いても遅いから」

です。私の場合は

「3年前から潰れる」

ことは決まっていました。というのは。最後の年になるその前の年では

「中3年が全体の3分の2」

を占めていたからです。ところが、私はそれに対して何も手を打っていなかったのです。

しかも打ち始めたのは

「その年になってから」

です。

「そんなに早く動かないといけないの?」

と思うかも知れません。こんなに早く動かないといけないのは

「打つ手が正しいのかやってみないとわからない」

「対策が正しいのかテストしてみないといけない」

からです。そうやって早くから手を打って丁度なのです。

実際に今私が集客できているのは、4年前から打ってきた手が効果を現しているから。

また、今大阪のある塾と一緒に

「来年以降5年以上効果ある手法」

をテストしています。これは、

「今の集客」

というよりは、

「今後ずっと効果のある集客」

なのです。仮説では効果があると思いますが、それもやってみないとわかりません。

そうやって、事前にいろいろ手を打っておくのです。

そして、いくつか手を打って、

失敗
失敗
失敗
失敗
成功← ここ
失敗

その1つが上手くいって集客が続いていくのです。
一度塾の生徒構成を見直してください。

そうして、学年が多い年がわかっているなら今すぐ対策です。

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