経営の考え方

今年の集客の動き

今年の集客についていえば全体的に早い時期に動きに対して、動きは遅いです。そして、圧倒的に集客できているのが紹介のあるところ。

やはり紹介は強いですね。紹介のあるところは早々に定員オーバーになったり、10人以上の生徒が集めたりしています。

しかもごく一部の塾がしっかりと集めて、あとは苦戦している状況です。

集まっていない先生にとっては焦ってくると思います。

私のところは相変わらずで、卒業して辞めていく生徒もいるので、また集めないといけません。

正しい方法としてはそうならないように事前に手を打つべきなのですが、そうなってしまったら、冷静に問題を解決する必要があります。

こういった目の前に課題があるときにやるべきことは

「課題を俯瞰(ふかん)してみること」

です。俯瞰(ふかん)とは別の言い方では鳥瞰(ちょうかん)ともいいます。

つまり、鳥が空を飛んで下を見るように自分もやっている仕事を少し離れてみてみることです。

生徒が集めらないと

「集まらない。集まらない」
「どうしょう。どうしょう」

と慌てるのではなく、経営者としては問題の渦中から少し離れても見てみるのです。

そうすると見えてくることがあります。そして、次にすることは

「課題を分解してみること」

です。例えば、売上を表す公式にはこんな公式があります。

売上=客単価×客数×継続期間

です。それに対して1つ1つ何が問題なのかを考えます。

そして、

「【なぜ】を3回繰り返して自分に問うてみる」

のです。例えば、

「客数に問題がある」

としたら、どうすれば増えるのかを考えます。

「なぜ、生徒が集めらないのか?」

と。すると集めっているところは「紹介」で集まっているとわかりました。

すると次の「なぜ」が

「生徒が集めっている塾は紹介があるのに、なぜ自分の塾は集まっていないのか?」

を考えます。紹介のある塾は自分の塾との違いがあるはずです。どんな違いがあるのでしょうか?

例えば、今考えてみると

「成果が上がっているのか?」
「子どもとのコミュニケーションは取れているのか?」
「親とのコミュニケーションが取れているのか?」

とか、さらに「なぜ」を追求していくと

「なぜコミュニケーションが取れないのか?」

と考えていくと、

「夜は授業中だからできない」「電話で話をするのが苦手だから」

と理由が出てくるわけです。そして、それに対して例えば

「夜にできないのであれぱ昼間。時間は午前11時。毎日ルーチンでラインで保護者に連絡する」

と決めていくわけです。毎日5名ずつ連絡として決めていけば40人の塾ならば8日で完了するわけです。

そうすると月に3回は連絡はとれるわけです。こうやっていろいろ解決方法を出していくと課題がどんどんクリアされていきます。

ぜひともアイデアを出して解決していってくださいね。

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