「お金を稼ぐこと」と「お金持ちの違い」
「お金持ち」と聞くとどんなイメージがあるでしょうか?私は若い頃に見たイメージは「大きな家に住んで大きな車に乗って、リッチな生活を送っている」そんなイメージがありました。
これはテレビの影響もありますが、そんな感じです。ですが、少なくとも私の周りにいた「お金持ち」は私のイメージとは全く違った生活をしていたのです。
どんな生活をしていいのかと言うと「比較的に質素な生活」です。
これはあとでわかったことなのですが、実際に「お金を稼ぐ」と言うのと「稼いだお金あるいは資産を持ち続ける」というのは全く別の話だったのです。
私の知ってるお金持ちの中には、現金でお金を持っている人もいます。また、株で持っている人もいます。
ですが、決して生活は派手ではありません。しかも、その人達は1年2年という期間のお金を稼いだという話ではなく、稼ぎ続けているという点です。
そして、中には何代にもわたって資産を持ち続けている家もあります。
そういう人たちの考えている共通は「資産を持ち続けること」へのこだわりです。
ですが、テレビでは大きな豪邸に住んで、大きな自動車を持っているということがクローズアップされています。
ですが、本当は、大きな豪邸も何年にもわたってローンを払っているのです。
参考まで言うと、私の知っているお金持ちは基本、家でも現金一括で購入です。
借金は一切しません。
「無茶はしない」
「無理はしない」
のです。成長することよりもいかにリスクを抑えるかを考えます。
それでは、本当の姿はどうなのでしょうか?「派手なお金持ち」それとも「質素なお金持ち」どちらが本当なのでしょうか?
この質問に回答した本がありました。そのタイトルも
「となりの億万長者」
これはアメリカ富裕層研究の第一人者が1万人以上の億万長者にアンケートとインタビューをして見つけた法則を書いた本です。
その中には、私達が以前持っていたお金持ちのイメージと全く違う姿が浮き彫りにされていたのです。それが「質素なお金持ち」なのです。
大切なことは「一時のこと」ではなく、継続することです。
さて、実はこれは「集客」にも同様のことが言ます。私がインターネットの世界に入った当時は全体的に、まだ胡散臭い怪しいという世界が満載でした。
そして、インターネットと言えばアダルトサイトの印象が強かったのです。
その次に続くのかきらびやかな世界。「インターネットを使えばな何でもできる」そういったイメージができていました。
たくさんの情報起業家が出てきて何百万稼いだ、何千万稼いだ、何億も稼いだという話が飛び交っていました。
情報起業家の教材も1万、2万とかそんな教材がどんどん売れていましたか。
そして、今そういった起業家の中で生き残っているのはごく一部です。あとはどこに言ったかわからないようになっています。
インターネット18年の経験で言うとこれは経営と同じです。会社を経営するというのは誰でもできますが、経営し続けるというのは大変難しいです。
実際に「オンラインで学習塾をします」と宣言して、オンラインで塾をスタートした人のほとんどが塾を閉鎖しています。
私も、実際に今でこそ安定して集客をしていますが、何年もの間、集客がすごく不安定でした。
生徒が一挙に10名集まって、収入が増えました。金額で言うと20万円ぐらい増えたと喜んでいたら、リーマンショックで翌月には-20万です。
通常のオフラインの塾では考えられないかもしれないですが、こう言ったことは起こるのです。
これを食らうと正直に言ってそのときのショックは計り知れないものがあります。
目の前が真っ暗で、いきなりトンネルに放り込まれた感じです。
いきなり、主婦のパート代の1か月分が吹っ飛ぶわけです。
家内からも
「まずいよね。どうする?」
という質問をよく投げかけられました。私は
「うーん」
とうなって、見上げるしかありませんでした。
だから、私の課題は「集客できる」ということではなく、「集客し続ける」ということにこだわるのです。
特にインターネットの世界は「ドッグイヤー」と言われて、オフラインに比べて7倍のスピードで進んでいます。
情報が出るとイッキに広まっていきます。効果があった方法はすぐに真似されます。
そして、通用しなくなります。だからこそ、「ずっと使える方法」を身に着けて、伝えるようにしてるのです。
今やっているサイト作りは「ずっと集めるため」の方法なのです。時間がかかってやる価値があるのです。