文章の書き方

入塾してもらえる文章の書き方

集客するのに大切なことは、

「言葉」

です。決してデザインではありません。
塾用のサイトを作って失敗するのはデザイン会社に頼んで

「すごくきれいですね」

と言われるサイトを作って、集客できない場合パターンです。サイト作成の目的は

「きれい」

ではなく

「保護者からの問い合わせがあった」
「保護者からの申込みがあった」

ということですから、まずは、それを基準に考えていきましょう。

デザインはあくまで

「サポート」

です。メッセージがあって、それをサポートするのがデザイン。

そこで、そのメッセージですが、大切なことは

「相手に共感してもらえること」

です。文章を書いていると

「そうそうその通り」

と思ってもらうと成約率も高いです。
実はセールスの世界ではそれを

「小さなイエスをもらう」

と言います。小さなイエスをドンドン相手からもらっていくのです。

それがうまくつながると

「問いあわせ」
「成約」

につながるのです。例えば

「春休みになっても子どもは勉強しませんよね?」
→イエス

「新しい学年になるので先取りしておいたら楽ですよ」
→イエス

「特に英語の予習をして単語を調べておくと部活で時間が取れない普段でも授業がわかりやすいですね」
→イエス

こんな感じです。これ小さく小さく積み重ねていくのです。そうすると成約率が高まります。

ですが、問い合わせを頂いたり、申込みを頂くには、相手が信じられれないことも言わないといけません。

例えば、

「中1のとき6点だった子が、中3で67点になりました」
→えっ、そんなことは特別でしょう
→そんなの嘘でしょう

とか。この話は事実ですが、それに対して読んでいる人からは必ず心の中で反論があるのです。

「その子は特別でしょう」
「その子は頭が良かったんでしょう」

とか。それに対して必ず

「反論しておく」

のです。もちろん、そこでも

「YES-But方式」

で、相手を認めてから反論です。

「確かにそんなことは信じられないと思うかも知れません。ですが、それにはこんな方法を使ったのです」

と言うように、

「なぜ成績が上がったのか理由を書く」

のです。事実だけではなく、理由です。
私の場合は、先程の6点だった子はこんなことをしました。

・とにかく中1の間は学校の内容ほ無視して方程式の計算までをさせた
→まともの正負の計算ができなかったので、計算だけを出来るようにした

・その子の良いところを勉強以外でも認めた
→自己肯定感が低かったので、掃除するところ、途中経過を書くところを認めた

・中2になって計算だけができた
→中2の最初で50点は取れるようになった

・中3になって5月に特訓をやった
→連休中にマンツーマンで問題集をその単元だけ5冊やった

のです。塾の先生ならわかりますが、

「これだけやったらそりゃ上がるだろう」

という理由を書いたわけです。そうやって、集客をするときには

「相手に小さなイエスをもらう」
「相手の反論に応える」

ように書くと反応が取れます。

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