文章の書き方

集まるチラシの2つのコツ

3日で1つの締め切りというタイトな日をずっと続けています。

大阪、名古屋、兵庫、静岡、沖縄と全国の塾長のためポスティング用のチラシを作っています。

授業もしてしたり、セミナーもやったりしているので空いた時間を上手に使って何とかチラシを作成。

私の場合たった1枚の「ぺラのチラシ」ではなく、すべて8枚というレター型なので1つを作るのがとても大変です。

そのチラシを作っていた感想を少し。

チラシの作り方

私の所は塾長にインタビューをしてそれをまとめるという形でポスティング用のチラシを作成しています。

ポイント

塾長のインタビュー→チラシ作成

すべて塾に合わせて「オーダーメイドチラシ」です。

そこでインタビューをしていて気づくことは

「これなら成績は上がるだろう」

ということがイメージできるところは多分集まるだろうということです。私がイメージできるということは親御さんがイメージできるのです。

そうすると親御さんも

「この塾に入ったらうちの子も成績が上がるのではないか」

と思ってもらって成約しているのです。実際に今のところ成約率は悪くても0.4%です。

反応の取れるチラシの秘密(その1)

つまり、250枚チラシをまけば1件は申し込みがあるという状況です。その秘密の1部を公開しますとそれは

「ストーリー」

です。物語を書くことによって

「この塾はいいな」

と思ってもらえることです。そして、そこでやっていることは

「生徒を集めよう」

ということではなく、

「塾の良さを伝えよう」
「塾長の良さを伝えよう」

としていることです。実際に各塾の塾長の話を聞いていると

「これなら成績は上がるよね」
「ここまでしてくれているのね」

と思うことばかりです。同業者としても大変勉強になる指導です。そして、

「何でこんなにやっているのに生徒が集まらないの?これなら集められる」

と思うわけです。そうすると

「まけば集まるチラシ」

ができあがります。実際に大阪のある塾では、今週は4件体験や問い合わせが来ています。

それは単純に実際にやっていることを伝えているからです。そこがポイントです。

逆にこれがないと反応はないです。私が作ったチラシで昨年9月に作ったチラシは反応が「0」でした。

それは単に勉強法と塾の強みを書いただけです。そこには物語はなかったのです。そのときだけはまったく反応がありませんでした。

ココがポイント

塾の良さを物語で伝える

反応取れるチラシの秘密(その2)

次のポイントは、「親の疑問に答えているのか?」ということです。実際に広告を作って中学生のお子さんを持つプロの女性マーケッターのお母さんに聞くと

「塾のチラシはどこも同じ」

「あとは少し知っているかどうか」

と語ってくれました。そして、

「本当かな」

「こんなのその子だけでしょう」

と疑問に思うということです。そして、その疑問を払拭するような内容を書いているのかということです。

実際のチラシは

「そんなことないよ」

「そんな子ばかりじゃないでしょ」

という疑問に答えていません。例えば

「5科目で合計90点上がりました」

という風に書いたとしても、親御さんの中には

「それは特別な例でしょう」

「その子はたまたま良かったんでしょう」

というふうな疑問が残ります。その疑問をそのままにしておくとチラシを読んでいる人や決して体験することがないのです。

それに対して

「90点アップした理由」

を書きます。

「うちの塾では学校のワークを3回解かせています」

と書いたとします。そうすると当然さらに疑問はわきます。

「確かにワークを3回もやったら成績は上がると思うよ。でも、うちの子は部活をやっているので忙しくできないよ」

と思うお母さんもいるわけです。そうすると疑問に思ったままチラシを捨てます。

ですが、それを払拭する内容を書けばいいのです。例えば、

「確かにワークを3回するのは大変です。だから、できるだけすぐにできるように、授業で習ったらすぐにワークをさせます。

そうすると習ってすぐなので短時間で終わります。次に、塾の授業の空いた時間にします。塾でも指導の空いた時間にします。

最後にテスト前の対策でやります。すでに3回目なので子どもは楽にできるのです」

と書いて上げると

「それならうちの子もできるかも」

と思うわけです。そして、問い合わせや体験につながるのです。

ココがポイント

親の疑問に答える

まとめ

大切なことは2つ

塾の良さを物語にすること
親の疑問に答えること

です。

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