文章の書き方

言葉を武器にする

インターネットの世界で一番の武器になるのが「言葉」です。入会するのはデザインではなく、メッセージで入るのです。

そして、そのデザインは、それをサポートするだけ。そして、その「言葉」の使い方によって反応率は大きく変わります。

実際には私自身もまだまだ言葉の使い方は幼稚園レベルなので、とても偉そうなことは言えませんが参考になれば。

同じ内容を指し示すにしても言葉の使い方を変えることによって相手のとらえ方が変わり、反応率は変わります。

たとえば、相手を指す言葉に英語でいうと「You」があります。
それを日本語で表すと・・・

一番最悪な言葉というのは何かというと「皆さん」です。文章を読んでいると「皆さん」という書き方がありますが、「皆さん」ということは自分以外の人にも伝えているということなので、インターネットでは使ってはいけません。

通常は「相手の名前」。そして、次に「あなた」です。

実際相手を指す言葉にはどのようなものがあるでしょうか?一度、考えてみると

「××くん」「××ちゃん」「××」「あなた」「君」「お前」「貴様」「おのれ」「われ」「お主」 「ぼく」「てめえ」「おどれ」「あんた」

実はこれは同じ言葉を指す言葉でも使い方によって相手に対する捉え方は大きく変わります。

親しみを感じるときもあれば、相手から反発を喰らうときもあります。そして、あなたはそれを使い分けないといけないのです。

私の場合は以下のように使いわけています。

「××くん」
男子生徒に使う言葉。通常はよく使います。

「××ちゃん」
女子生徒に使う言葉。また、小さい子にも使います。ただ、某先生には「中年のおっさんが、ちゃんづけはキモイ」と言われています。

「××さん」
普通に使う言葉。誰にでも使います。

「××」
呼び捨ては親しい仲のときは。本人の希望のとき。あるいは、怒ったとき。

「あなた」
相手に説教するとき。冷静に怒っているとき。

「君」
相手を突き放すとき。

「ぼく」
 知らない小さい子を呼ぶとき。

「お主」
難しい問題を自力で解けたとき。「お主中々やるな」という感じ。

「お前」「貴様」「おのれ」「われ」「てめえ」「おどれ」「あんた」
全然使わない。でも。子ども同士では「お前」は使っている

こんな風に言葉は同じ意味でも「単語を変えると相手に与えるインパクト」が違うのです。
実際に余裕があれば、「1つ1つの言葉を別の単語に変える」だけで言葉は力をもつのです。

たとえば、こんな例です。

「ある日も僕は彼女が他の誰かとホテルに入っていくのを見た」

これを少し変えると

「ある日僕は彼女が他の誰かとホテルに入っていくのもを目撃した」

です。少し違った感じがすると思います。他には

「交通事故で足を複雑骨折した」→「交通事故で足が粉砕された」

です。こうやって、単語を変えるだけで相手にインパクトが違います。そして、言葉が力を持ちます。ぜひとも1つ1つの単語を別に変えてみてくださいね。最初にするのは述語からです。

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