「吾輩は猫である」
→「ウチ猫やねん」(大阪弁)
→「わんーまやーである」(沖縄勉)→「である」はちょっとおかしい?
→「わし猫じゃ」(広島弁)
→「俺ってキャットじゃん」(ルー大柴風)
夏目漱石の本のタイトル。これで今広告を作る練習をしています。「はぁ?」と思われたかも知れません。
実はこれはとても重要なんです。というの、「相手に合わせた言葉」は相手の頭の中に入りやすいから。
読む相手がふだん使っている言葉で話をする。読む相手がふだん使っている言葉で文章を書く。そうすると受け入れやすくなります。
そうすると冒頭の「吾輩は猫である」も違った表現をしないといけません。実際にふだんの生活の中で「吾輩」なんて言葉を使う人はいません。
「私」「僕」「俺」「ウチ」「自分」「わし」など。年代や地域によっても違ってきます。
集客するときに「誰を集めるのか?」を決めると言葉も違ってきます。また、使う媒体や手法も異なります。
例えば有名な「ベネッセ」。対象は小中高ですがあくまで「子ども」を対象にして、子どもが「やりたい」と思わせるようにしています。
だから、資料請求の中には必ず子どもが読みやすい漫画を入れています。さらにコピーも子どもの喜びそうなコピーが。
「たった15分でできる」「部活と両立」「ぱっぱっ」と楽に成績が上がるイメージが(笑)。そして、最後に「これがテストに出た。予想問題」何てものも。
これが親を対象にするとまた違ったコピーになります。
実は集客するときに困るのが小中学生を集めていて、それを高校生にするとき。
「小中学生」と「高校生」を集めるのでは集め方が異なってきます。というのは「小中学生」では比較的「親が主導権」を握っているので、親に対しての広告になります。
ところが、高校生の場合は「本人が主体」になります。実際に私の子どもが高校のとき、予備校に通うときは全部子どもが説明を聞いて、お金を払うときになって初めて私が話を聞いただけでした。
だから、高校生を集めるときは「高校生の集め方」をしないといけないのです。では「高校生の集め方とは?」以下でそのセミナーをやります。