経営の考え方

【塾倒産】運命のサイト

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この内容は2年前に書いた内容ですが、この内容は今でも使える内容が含まれてます。

参考にしてください。

連休に息子が帰ってきて会社の話を聞きました。顔はゲッソリして社会人の顔になっていました(笑)

一応大手企業(新入社員600名)に勤めましたが、毎日帰宅が12時で朝は早いときには6時に起きて仕事の準備だそうです。過保護の親なら

「ブラック企業で訴えてやる」

というのでしょうが、私も今から考えるとブラック企業だったのでその辺は「へぇー」と話を聞いてます。

ちなみに息子は残業代がつきますが、私の当時は残業代が一切つきませんでした。

そして、ひどいときは

「月1回の休み」

です。息子の今の状態を側から見られるのは

「息子は成果の出ないトンネルの中」

にいるとわかるからです。そして、それを

「自力で抜け出させとき」

に成長していくのです。勉強でも同様です。勉強して

「よかったなぁ」

と思えるときは

「自分自身で成果が出ないトンネルを抜け出せたとき」

です。この経験は

「一生自分の宝になる」

のです。私も

「10年という長いトンネル」

を抜け出た話です。

さて、私が

「インターネットで仕事をする」

一番大きな理由は

「お金がかからない」

ということでした。一般的に

「独立する」

というと資金が必要です。飲食だと小規模であれば

700万円~1000万円

といわれています。比較的お金のかからない塾でも200万円~です。
(生活費は除く)

私の場合は

「塾のオープン 100万円」
「機械の代金 200万円」

でスタートしています。ですが、インターネットでは「無料」でできるのです。

参考までにいうと実際に私が

「インターネット学習塾」

をオープンしたときは、スタートして2週間で準備をして、1か月で

「月12万円」

ほどの売上になっています。

オフラインの塾 100万円の費用
→初月 60,000円

オンラインの塾  0円
→初月 120,000円

ですから、インターネットが魅力的かわかります。

ですが、最初の頃は全然結果が出なかったのです。

私が最初にインターネットビジネスに参入したときは。本当に

「何とか収入を得たい」

と考えていました。塾の方から収入は入っていましたが、

「家賃+駐車場+消耗品代」

を払って残りを生活費に回すとお金は残りません。それに朝のアルバイトもしていたのでこれ以上の時間も増やせなかったのです。

そして、私の一番の動機が

「もう嫌だ。休みなして働いても楽にならない。苦しい。しんどい。この苦しい生活から死んでも抜け出したい」

という強い想いがあったからです。それで、唯一活路を見出したのが

「インターネットビジネス」

です。当時のインターネットは電話回線で非常に遅いものでした。

それに今のように定額ではなかったのでつなげた分だけお金がかかります。

今のようにつなげていると莫大な請求が来るので簡単にはインターネットに接続できません。

そして、唯一できたのが23時を過ぎるとつなぎ放題になるのです。

それを利用して最初の頃、私は

「インターネットで遊んで」

いました。当時の私は遊ぶお金もなく、休むことなく仕事をしていたので

「ネットのチャットでやり取りをする」

ことだけが楽しみでした。そして、夜中までチャットをしていたのですが、ずっとやっていると何か馬鹿らしくなってきたのです。

今は当たり前のように文章を書いていますが、チャットでも書いている量はかなりになります。また、時間もかかっているのですが、その時間は

「遊びの時間」

にしかならない。あるとき「ふっ」とこう思ったのです。

「この時間をお金に変えればいいのでは?」

と。ですが、そのことをずっと思っていたものの、その方法は全くわかりませんでした。

そして、アルバイトの場所の問題です。とうとう私は

「何とかしなければ」

ではなく

「何としてでもやらないといけない」

という状況に追い込まれていったのです。

そして、現状を打破するためにインタ―ネットでいろいろ探してみました。

「インターネットで稼ぐ方法」です。

すると出てくる、出てくる。たくさん出てきたのです。とても胡散臭いサイト(笑)

しかも、

「この方法を知りたければ20万円払え」

というものや、

「怪しいサイト」

ばかりです。しかもそのほとんどが

「これを買えば簡単に稼げる」

というものばかりでうんざりしてしまいました。イメージでいうと

「真っ暗なアダルトサイト」

のようなイメージです。

今でこそインターネットで物を購入するのが当たり前でしたが、当時は

「インターネットで商品を購入する」

という習慣がなかったのでとても怖いことでした。

そして、いくつか探しているとある1つのサイトに出会ったのです。

それは他のサイトとは違って

「とても誠実なサイト」

に見えたのでした。そして、そのサイトとの出会いが私の運命を大きく変えたのです。

私の運命を変えたサイトのタイトルは18年たった今でも忘れません。そのタイトルは

「お金をかけずにお金を稼ぐ」
(今はない)

です。当時の私にはピッタリでした。そして、その内容をむさぼるように読んだのです。

その内容にはサイトの運営者の苦労話がたくさん書いてあったのです。

・スパムメールをたくさん送ったこと
・サイトを何度も作り変えたこと

など、サイトの運営者の失敗談がたくさん書かれていたのでした。

 他のサイトは

「よいことばかり」
「お金をクレクレ」

だったの対して、そのサイトは

「等身大の自分をさらけ出す」

ものだったのです。

「何だ、みんな失敗しているんだ」

と。

「自分がどれだけの失敗をしたのか」

が書かれていました。当時の私には次の言葉がすごく新鮮に映りました。

その言葉は

「トライ&エラー」

正しくは

「トライアル&エラー」

です。日本語に訳すと

「試行錯誤」

です。つまり

「何でも試行錯誤しないとわからない」

という意味です。この言葉に私はすごく勇気づけられました。

というのも、私は

「何も失敗しないでうまくいく方法」

ばかりを考えていたからです。実は子育てで失敗する親御さんで一番多いのがこの

「子どもに試行錯誤をさせない」

というのが一番多いのです。いわゆる「失敗」です。

ある有名なコンサルタントの言葉に次のような言葉があります。

それは、

「一番成長している企業は一番失敗している。これがいいと思ったらドンドンやっていって失敗している。失敗して、失敗して、そして、残ってものだけで成長している」

と。これは子育てでも同じです。

「子どもに失敗させたくない」
「子どもに苦労させたくない」

という「親心」が結局は

「子どもをダメにする」

のです。少しイメージしてみるとわかりますが、

「10代、20代・・そして、30代と失敗してこなかった。」

そして、

「50代失敗した。どうしよう」

と。そうなるとどうすることもできません。なぜなら、

「失敗から学ぶ」
「失敗を乗り越える」

その術を知らないからです。

 以前も書きましが、最初は

「失敗することを想定して」

進んでいくのです。

例えば、柔道という武道は

「相手を投げ飛ばして勝つ」

ものです。しかし、最初に覚えるのが

「投げ技」

ではなく、

「投げられたときの受け身」

です。つまり

「負けたとき」

の話です。大切なのは

「上手に失敗すること」

そして、

「そこから立ち直ること」

です。

 そのサイトを見てすぐに問い合わせのメールをしたのです。

 そして、ある場所に行くように指定されたのです。そして、とんでもないものを見てしまったのです。

そして、落胆、怒り。その内容は・・・・続く。

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