塾が潰れるときってどんなときって知っていますか?
それは
「資金がつきるとき」
です。企業で一番気をつけるべきは
「資金不足」
です。人間で言うと
「血液が体中に行き届かなくなった状態」
です。だから、
「資金には注意する必要がある」
のです。
私が家内と結婚したとき勤めていた会社は倒産しています。
その会社は私が勤めていたときは急成長していて私はほぼ1年間会社で寝泊まりしていました。
会社の壁にはベッドがセットされており、その壁を倒すとベッドが出る仕組みでした。
1か月経つと従業員が2倍になる状態でした。
そこの会社も
「いつも資金のショート」
を起こしそうでした。いつも
「ギリギリ」
でやっていたのです。そして、
「倒産」
です。
中小企業が絶対にやってはいけないことは
「決して見栄を張らないこと」
です。ある名コンサルタントがこんなことを言っていました。
「見栄はコストだ」
と。小さい塾は
「お金を生まないことには決してお金をかけない」
決意が必要です。
「システムの導入。おそれはお金を生みますか?」
「パソコンの導入。それはお金を生みますか?」
そう考えていくことです。
実際に話、私の場合はパソコンは
「ヤフーオークション」
で、中古で部品を新品したものを購入しています。
「必要な機能だけ」
と徹底しています。
というのは以前にも書きましたが
「宝くじを100%当てる方法」
で宝くじを当てるのは簡単で、
「宝くじを全部引く」
と確実に当てることができます。これは塾経営でも同じです。
「必ず成功する方法はある」
のです。実際に私も今までうまくいかなかったのが好転しました。
それは偶然のところもあります。
しかし、
「何度もトライ&エラー」
を繰り返したからなのです。
「60ページのサイト作成」→失敗
「メルマガ60誌の申請」
「アメブロ12個作成」
「サイトのリニューアル20回」
と何度もテストしているからです。経営には
「実験的な失敗」
は絶対に必要です。というのは
「すべてを成功する」
というのは不可能だからです。まるで当たりの宝くじを1本1本引くようにいろいろチャレンジしないといけないのです。
そのためには
「資金が必要」
なのです。もちろん、
「最初はお金をかけない」
のが鉄則です。ですが、
「多少のお金は必要」
です。何度もテストしながらうまくいく方法を見つけていくのです。
そのためにも
「資金は用意しておく」
のです。例えば、1回1万円の広告をオンラインで打つとします。
資金 10万円⇒ 10回テストができる
資金 100万円⇒100回テストができる
当然、成功確率は
「100回やった方が成功確率は上がる」
のです。だから、続けられるように
「資金はかけない」
でも
「資金は用意しておく必要がある」
のです。そのためにも
「見栄は捨てる」
のです。
実際に、ある市場でこんなことがありました。
市場にはいろいろな卸問屋が入っています。
中には、
「儲かっている会社」
「儲かっていない会社」
と様々です。そこで、ある会社は
「社長は高級車」
「生活は派手」
でした。そして、真っ先に倒産した会社が
「その社長の生活が派手な会社」
だったのです。経営は
「良いときばかりではない」
のです。もちろん
「悪いときばかり」
でもありません。自分の塾の状態を常に良い状態に保つためにも
「いろいろ方法を試す」
ことは必要なのです。そして、そのための
「資金がいる」
のです。実は
「長年資産を持ち続けている人」
はそれがわかっているから
「決して派手な生活はしない」
のです。
「持ち続けることの難しさ」
「良い状態を保つことの難しさ」
を知っているのです。
「見栄はコスト」
と思って経営に生かしてくださいね。