ビジネスをしていると大きく2つの問題が出てきました。
1つは前回のように人の問題。最初に気をつけるということ。そして、ある程度人が入ってきたら、その人を教育するシステムを作らないといけないことを痛感しました。
それはそして入ってきた人に対して、メルマガを書く技術を高めるためにメールをどんどん添削していったのです。
2つ目の問題が「仕組みの問題」です。集客できる仕組みを作らないといけないのです。
私がビジネスをして感じていたのは
「自分が稼ぎたかったら、まずは相手を稼がせないといけない」
ということです。ネットワークビジネスというのは簡単に言うと連鎖的なフランチャイズビジネスです。
要するに相手の売上の何パーセントかが自分にバックされるという仕組みになっています。
だから大切なのは相手にいかに儲けてもらうのかです。つまり、相手がいかに集客できるようにしないといけないのです。
もちろん自分自身で力のある人は自分一人でもできるでしょう。ですが、ほとんどの人は自分自身で集客できないのです。
集客できないからこそこういった組織に所属するわけです。
当時は私のメンターが色々仕組みを作ってくれていました。また、私も色々提案しながらシステムを作っていました。
例えば、ホームページ最初は1つだけでしたが、その後タイプ別に色々増えていきました。
「在宅ワークをしたい主婦向け」
「サイドビジネスをしたいと思っているサラリーマン向け」
「新しいビジネスとして捉えている経営者向け」
など。どんどんホームページを作ってくれていました。また、「診断サイト」も作りました。
診断をすることによって、
「自分がどんなビジネスに向いているのか」
という診断サイトを作って集客につなげていきました。
一方、私の方はホームページが作れないので冊子を作っていきました。当時から在宅で仕事をしたいという人がたくさんいました。一方で、それを食い物にするもの人もいたのです。
実際に私がこのビジネス出会う前に色々なビジネスを探していました。そして、周りの人は騙されていました。
「在宅ビジネスをするのにはこの資格を取らないといけない」ということで仕事を探しているにもかかわらず、最初に30万円ほどの研修費用を払わせるとこもありました。
そして、その後仕事が来るかと言うと仕事は来ません。色々因縁をつけてお金を払ってこないのです。
また、当時働いていたアルバイトのパートの人は在宅ワークのために参加費として3000円払った後、その会社がなくなったという話を聞きました。
一方、内職もありました。チラシに入っていた内職を見たところ、非常に頑張ったところでも月に2万円しかならない。
そんなこともありました。働きづめに働いてもたった2万にしかならないのです。
そういった自分の経験を踏まえて書きました。また、一緒に行っているビジネスの人に消費者センターに相談のある在宅ワークのトラブルを調べてもらって、それらを1冊の冊子にしたのです。
そのタイトルもズバリ
「在宅ワークのポイント集」
です。その冊子を3部作にしました。
「在宅ワークのポイント集1」
「在宅ワークのポイント集2」
「在宅ワークのポイント集3」
として冊子を作ったのです。
1冊目の内容は在宅ワークをするにあたって騙されないためのポイントです。
2冊目の内容は在宅ワークをするには何を判断基準にすればいいのか基準集です。
そして、最後に3部作として自分たちがやっているビジネスを紹介していたのです。
一緒にビジネスをやっている人にはその冊子を配るだけで集客できるという仕組みにしました。
その冊子を配るだけでどんどん見込み客が増えて、そして、集客できるという仕組みです。
いわゆる「集客のシステム化」です。まるで工場のラインのようにその冊子を読むだけでどんどん見込み客が集まってきたのです。
さらに冊子を読み進めるにしたがってビジネスにつなげていました。
その冊子をオークションで販売したり、メルマガで紹介したりしました。そしてどんどんどんどん集客していったのです。
こうやって集客のシステムを作っていきました。実はこれが今のベース作りになっています。集客というのは一時期に集めるのではなく、システム化して安定してい集客する。
そうすると無理なく集められるのです。この方法は、後々のビジネスにも使っていきました。
健康食品の販売。介護おむつの販売など全てのビジネスに応用しました。
そして今のインターネットの学習塾にも応用しています。