経営の考え方

勝てる仕組みの作り方は「これ」

今 NY 高校部どんどん体験してもらっています。今はほぼ毎日何かの体験をやっています。

今の時代生徒がどんどん減ってきていますから、今までと同じように「中学生だけ」とか「小学中学だけ」では塾の希望するだけの生徒は集まりませんね。

そのためか北は北海道からスタートして、うまく行っている塾でさえ、次のことを考えて高校部を導入しています。ただ、注意も必要です。

それは「他と塾と同じようなやり方」で「同じサービスをやること」はやらないということです。

これをやってしまうとなかなか他の塾より1つ頭を上に出すことはできないからです。

同じことをやった時点でその他大勢になってしまいます。するとどうなるのか?一番最初に行ったところ、一番大きなところに集中してしまうのです。

わかりやすい例で話をしましょう。近くに2つのスーパーがあります。AというスーパーとBというスーパーです。

商品も同じ、値段も同じ。ただし、売場の面積はAがBの2倍です。当然ですが、Aのスーパーに行きます。

売場面積が広いと、当然品揃えも多くて、Bスーパーに行く必要がないからです。

これを塾に当てはめると、同じ内容(見た目)であれば、よく知られている、広告で目にする塾に行きます。

さて、さきほどのスーパーであればどうするのか?そうすると、Bスーパーは同じ商品であればAスーパーには勝てません。

Bスーパーは「お客さんがわざわざ来てくれる理由」を作らないといけないのです。

例えば、BスーパーはAより、魚は新鮮で品揃えが多い。とか、肉は高いけれどおいしいととか。

それを塾で考えると我々中小の塾がすべきことは他の塾がやらないことです。

実際にNY高校部も「勝てる塾作り」を考えて以下の2つを柱にして考えています。

1.見込み客が望んでいること
「自分はこれがしたい」と思って自分のやりたいことを優先しても会員は集まりません。

見込み客が何を望んでいるのかをまずは把握することです。変な話ですが見込み客が望んでいることを上手につかむと不思議なほど生徒が集まってくるようになります。

しかも、それがそれほど努力しなくてもどんどんどんどん集まってくるのです。

実は高校生は「大学受験の勉強をしたい」とは思っていません。もちろん、受験期になると考えますが、高校1年生から「志望大学に合格する勉強をしたい」何て思っていません。

また、思っていても行動に移せません。なぜなら、「学校の勉強で忙しいから」「部活で忙しいから」です。

まずは、「目の前の課題を解決したい」と思っているのです。毎週出る週末課題や宿題を終わらせたいのです。目の前の「中間テスト」「期末テスト」でいい点をとりたいのです。

そこに絞らないといけないのです。

2.ライバルが嫌がることをする
残念ながら塾も私企業なので、その中には競争が存在します。

入会後のアンケートをとってみたらわかりますが、塾を決めるときには通常、他の塾との比較というのが存在します。

だから、他と比較して自分が選ばれるためにははっきりとした違いをうち出さないといけません。

「違い」というより、「あなたの塾に行かないといけない理由」です。「どうしてわざわざあなたの塾に行かないといけないのか?」

私がよくやっていることは、「ライバル塾がされたらどんなことが嫌がるのか?」ということです。

また、「自分がされたらどんなことが嫌なのか?」を考えます。もちろん、「無料体験1か月」もそうですが、それだとお金のあるところには負けます。

また、消耗戦になります。それ以外で考えると他と一歩先出ることができるのです。

NY高校部は「導入費0」「固定費0」としているのはそこです。一般のところは初期費用があったり、固定費があったりします。

ですが、それがないのです。だから塾の先生にはほとんど「リスクがない」のです。

また、課題も「学校の課題をメイン」にしているので、大手ではできません。

映像授業は大手のシステム中心ですし、一方通行が多いのです。NY高校部は1人1人の課題に合わせてやっているので「他の塾にマネできない」のです。

というのは一般の塾では「高校で数学・英語・現代文・古文」を指導できる先生をそろえることができないからです。

こうやって、1つ1つの理由を作って戦略的に組立ているから、導入を希望する塾が増えているのです。

では、「NY高校部って何?」こちらです。

-経営の考え方

© 2024 塾長のためのWeb集客研究会