指導 経営の考え方

退塾防止策

退塾防止策

塾を経営していると必ずと言っていいほど生徒が退塾することがあります。志望校に合格して退塾というわけではなく、期間の真中であることもあります。

当然ですが私の所でもあります。特に私の所はインターネット塾でどちらかと言うと、ベネッセやz会のような通信講座に近いので、一般の塾よりは退塾率が高いかも知れません。その代わり入塾も多いです。

ですが、退学率を下げる方法もあります。それをするとと当たり前のように退塾率が減ります。それは一体何かと言うと命綱を増やすという方法です。

「命綱=塾に行く理由」

塾という業界を不思議なものでお客さんが2人います。1人はサービスを受ける子ども。そして、もう1つがお金を支払うと言う保護者の方です。

ですから、この2人のお客さんに対して常にバランスよく関係を保つ必要があります。もちろん、バランスよく2人のお客さんに対して関係を保ち、両方しっかりしていると通常は退塾することはありません。

もちろん、長期間塾に通っていると本人が「辞めたい」というときがあるかも知れません。ですが、お母さんが「続けた方がいいよ」と続けてくれる場合もありますし、逆にお母さんが辞めさせたくても、「子どもが続けたい」という場合は辞めにくいからです

つまり、どういう形がいいのかと言うと保護者の方への命綱を増やし、かつ子供の命綱を増やすという方法が一番いいのです。以下のような感じです。


そして、この命綱が全て切れてしまったときに退塾が生まれるのです。

通常、退塾するというのには勇気がいります。というのは人間は本来今まで行ったことを変えることが苦痛だからです。では、どうすればこの命綱を切れてないようにするのか?ここからが塾長の仕事です。

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