指導

熟女の口説き方

以前インターネットで知り合った遊びの人が言っていた話。その話は飲み屋に行って女の人の口説くというもの。

色々と遊んでいる人みたいで面白い話をしていました。その中で役立つ話を。

なぜこの話を覚えていたのかというと、その口説き方が非常に変わっていたからです。

通常、女性を口説くときには「相手のいいところ」「相手の自慢したいところ」を褒めるらしいのです。

相手が自分自身でも意識しているところですね。例えば、目がきれいな人だったら「目がきれいですね」とか。

手がきれいな人だったら「すごく手がきれいですね」とか。そういって相手をその気にさせる。

ただ、その人の話では「いつもほめられているところをほめても印象に残らないけれど、見えないところだと印象に残る」のだそうです。

「相手の見えないところ?」ってわかりますか?それはあいての「うなじ」。相手の「うなじ」をほめるらしいのです。

自分の「うなじ」なんて誰も見えません。そこをほめるのだそうです。そうすると相手は意外な反応を示して心に残るのだそうです。

相手の見えないところ、気づかないところがポイントです。(脚注参照)

私が頭に残っていたのはこの「見えないところ」「気づかないところ」という話でした。

実はこの「見えないところ」というのは口説かれるのと同じであとでジワジワと効いてくるのです。

「自分の見えないところ」とかもっと広げれば「自分がいないところ」とか直接的でないところです。

例えば、生徒のやる気を起こすのに「ほめなさい」というのがあります。ですが、ほめ方というのは2種類あって1つは「本人に直接面と向かってほめる方法」。

そして、もう1つが「間接的にほめる方法」です。本人に言うのではなく、その友達や周りの人にその子のことをほめるというやり方です。

それは回りまわって本人の耳に入っていくので後からジワジワと効いています。

逆に、本人に注意するのはいいのですが、本人のいないところ「見えないところ」でその友達やその子の悪口を言うと最悪です。

回りに回ってその子の耳に入って人間関係が悪くなります。

実はこれは結構重要です。というのはその人のいないところで悪口を言うというのは自分自身の評価を下げることになるからです。

実際にいないところで他人の悪口をよくいう人は基本的に信用はできません。例えば

「××ってダメだよ。あいつはダメだ」

という人の場合は基本的に信用できないのです。理由は簡単。

私のいないところでも私の悪口を言っているに決まっているからです。

もしあなたが聞いていたら、あなたのいないところであなたの悪口を言っているかも知れません。

逆の立場を考えてみればわかります。以前に通っていた塾を辞めた塾の悪口をずっと言い続ける人は、入塾してきても辞めるときにあなたの塾の悪口を言います。

もちろん、辞めたのですから不満はあると思います。ですが、度が過ぎる人は今はあなたの塾をほめていてもまるで振子のように、ほめていた立場から逆に悪口をいいまくる人になる可能性があるわけです。

だから他の塾を辞めて悪口を言ってる人は気をつけないといけません。

その逆に、見えないところで評価のある人は信用されやすいです。今仕事をしている柳田先生がそうです(柳田先生のサイトはこちら)。

柳田先生のことを飲み会のときに他塾の先生に聞くと「尊敬します」とか「いい先生」と言われます。

もちろん人によって良いところもありますし、改善すべきところもありますです。

ですが何人も同様のことを言われます。本人がいないところで認められている先生というのはやはり一緒にやっていく価値の人です。

また、同じく大城先生もそうです。以前の大阪の塾の飲み会に行ったときに大城先生のことを他塾の先生が「いい人ですよ」と即答されていました。(大城先生のサイトはこちら)

もちろん、すべて話を鵜呑みにするわけではないですが、やはり一緒に仕事していてその人柄というのは出ます。

同様に「ここだけの話」もそうです。「ここだけの話」と言う場合はここだけの話ではないで信用されません。

「ここだけの話」と言ってあちこちで「ここだけの話」をしているからです。

つまり、その人から「見えないところ」というのがポイントなのです。見えないところで他人をけなすことによって、結局自分自身が話をしている相手から「この人は信用できない」と評価を下されているのです。

逆に人の悪口を言わないで信用されている人もいます。今回月間50万 PV(ブログはこちら) を達成した國立先生がその人です。

國立先生のブログは人気があります。これは生徒からの人気もありますが、それだけではありまん。

同業者からも人気があり、信頼されているからです。実際に國立先生は他塾の先生の悪口を言いません。

だから人気があるのです。そして、同業者からも協力が得られるのです。「いや俺は聖人でないから悪口を言う」と言うのであれば、それはそれでも OK です。

本人を目の前にしても堂々と言えばいいのです。それはそれで清々しいです(笑)もちろん、私もすべて出来ているかというそうではありません。

ただ、以前に比べて極端に減っただけです。それはこの「見えない怖さ」を知ったからです。

だから、柳田先生や大城先生に文句を言うときも「本人がいないとき」でも「本人がいるとき」も同じことで言います。

これで裏表がないのでストレスがなくなるわけです。「大人の世界はそんなものじゃない。

表裏を使い分けて」と言われるかもしれません。ですが、相手も人間です。間接的に自分の悪口を言われたのを知ると何倍もショックを受けます。

人の悪口を言っている人というのは、結局は自分自身の評価を下げるだけであって、評価を上げることはありません。

最初の話に戻りますが基本的に「目に見えるところ」よりも「目に見えないところ」に良い意味でも悪い意味でも思わぬ効果があらわれます。

自分が知らないところで協力を得られている。だから、自分自身がうまくいっているというのは決して自分一人の力ではなく目に見えないところで支えられている可能性が高いのです。

ぜひとも「見えないところ」にお気をつけください。

(脚注)
参考までに言うと私はここ10年以上飲み屋に行ったことがないです。スナックやクラブも行きません。

というか仕事が夜12時までやっていたのでほとんどの誰かと一緒に飲みにすら行ったことがないです。

ようやくここ2~3年塾長会に飲みに行けるようになっただけ。誤解の内容に。

そして、私が女性をほめるときはこんなほめ方をします。話のネタに。

「女優に似ているって言われない?」
「言われない」

「ほらほらあのきれいな」
「誰?誰?」

「××(きれいな女優)」
「言われたことない」

「そう?めちゃ似ている」
「うそ」

「ほんと。ほんと。めっちゃ似ている」
「えっ、どこどこ。どこが似ているの?」

「えっ、足の裏」

-指導

© 2024 塾長のためのWeb集客研究会