経営の考え方

【倒産】そして【引退】2

2.引退したときどうなっているのか?

先生は、引退は何歳と決めていますか?

60歳?65歳?それとも70歳?

そのときに塾はどうなっていますか?
もう廃業していますか?
それとも誰か人に任せていますか?

そのときの収入は貯金と年金で生活ですか?

それとも、塾からも収入が入るようにしていますか?

もし「人に任せてそこから自分にもお金が欲しい」というのであれば、今から準備が必要ですね。

というのは「塾長ががんばっている」というのはあなたはまだ若いからできます。

でも、今の状態がずっと続くわけではないです。同じことをやっていても、ある一定の年齢を過ぎると疲れが出たり、疲れが残ったりします。

以前のように疲れが取れて元になるまで時間がかかります。そうすると、「人に任せられる仕組み」にしないといけませんね。

たとえばポスティング。最初は塾長自らやった方がいいです。塾の周りの競争相手を知るために。

ですが、ある程度やったら、今度はアルバイトを雇ってやってもらったり、シルバー人材センターなどの外注を使ってやってもらったりするようにするのです。

もちろん、外注を雇うだけの収入もないといけません。そして、塾長が考えるのは「ポスティングの内容」になってきます。

そして、最終的にはそのポスティングの内容も外注ですね。塾長が判断するのは「内容がある程度のレベルになっているのか?」です。

そうやってドンドン仕組み化していかないと引退時にはまだ自分が働いていないといけません。

学校の先生だと、「病気のため3か月休暇」は使えますが、1人でやっている塾であれば「病気のため3か月休暇=即廃業」となってしまいます。

それが受験3か月前となると生徒にも大変な迷惑をかけてしまいます。

「1人でやっている」というのはある意味楽ですが、年齢を重ねたり、万が一のことがあったりすると非常に不安定なものです。

さて、再度質問です。

「あなたが引退するときは塾はどうなっていますか?そして、そのときのあなたの収入は何ですか?」

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