経営の考え方 集客の考え方

地味だけど確実な集客

今は子供向けの指導をしていましたがその前はちょっと大人向けの指導をしていました。

年齢で指導の幅を表すと下は小学校1年生から上は七十歳までと幅広いです。

それらを経験して感じたことは人間の本質は変わらないということです。

今回NY高校部の柳田先生(サイトはこちら)がこんなことを書かれています実はこれは集客も同じです。本質的な話なので仕事にも生かせます。

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受験突破のカギ「じみべん」・・・「じみべん」とは?
 
「問題を解くこと」が「勉強」だと思われています。
 
受験生も、毎日毎日「問題を解く」ことに血道を上げています。
 
しかし「問題を解く」なんていうことは、勉強の「べ」の濁音部分みたいなものなのです。
 
勉強の、いや「学習」の本質は「理解」と「記憶」にあります。
 
入試問題もまさにこの「理解」と「記憶」の到達度を測るものであります。
 
「問題を解く」だけでは、到底「理解」「記憶」を高めることなど出来ません。
 
「理解」と「記憶」を高めるための行動・・・それが「じみべん」なのです。
 
つまり「地味な勉強」っていうことですね。
 
問題を解けば「勉強やってる感」を得ることが出来ます。
出来たときの高揚感、出来なかったときの落胆・・・
まるでスポーツですね。
 
このような「派手な勉強」すなわち「はでべん」は、脳内アドレナリンを分泌させるので、ある意味「楽しい」ものです。
大きな満足感も得られます。
 
だから多くの受験生は「問題を解く」=「自己満足に浸る」ということを、繰り返してしまうのです。
  
まるで麻薬です。
 
 しかし麻薬が現実逃避の道具であるに過ぎないことと同様、「はでべん」もただの現実逃避です。
 
先程申し上げたように「理解」「記憶」を高めるためには「地味に勉強する」すなわち・・・
 
「取り組んだことのない問題に取り組むのではなく、今まで取り組んできた問題に関して、素速く完璧に『理解』『記憶』が再現できるかどうか、1つ1つしっかり確認し続けること」
 
これを、毎日毎日、続けねばなりません。
 
暑い夏(もうかなり涼しくなってきましたが)、新たな問題に取り組んでウンウン唸って考えていても、効率は低いものです。
 
新学期が始まるまでに、今までのテキスト・テスト等々の問題群を、素速く完璧に『理解』『記憶』が再現できるかどうか、確認し続けましょう。
 
この姿勢を身につけると、秋以降からの伸びが革命的なまでに違ってくるのです。
 
ぜひぜひ、がんばりましょう。


これはビジネスでもよくある失敗です。ついついやってしまいがちなのが

「新しい集客方法ないか?」
「最新の集客方法はないか?」

と、ついつい新しいことに目がいくことです。

そして、「知っていること」に関してはそれほど重視しません。でも、実際に集客するということは「知っていること」ではなく、「やっていること」しか効果がないのです。つまり実践です。

私も今回の投資も失敗はこれでした。実際に「新しいことを知る」ことに喜んで、「実際に地味に続けて実行する」ということを忘れていました。

実際の例をあげましょう。

「ブログを書いたら集客できる」

ということは知っている塾長は多いと思います。ですがそれを継続している人というのは少ないです。最近では増えてきていますがそれでも少ないです。

私はインターネットビジネスでいうと20年やっています。以前から他塾の先生から、よく集客方法について質問をもらいました。

「どんな集客方法ですか?」答えるのいつも同じです。

「メルマガとブログです」とそうすると聞いた先生は「あーなるほどね」と(それは知ってる。知ってる)で終わっています。

ですが、それを継続して行っている人というのは本当に少ないのです。ブログをどれだけ書いていますか?毎日ですか?それとも週1回ですか?週に2回ですか?

結局大事なのは「知っていること」ではなく、「やっていること」なのです。それを徹底するだけ。

私が毎日やっていることは「コンテンツ作り」と「見込み客集め」だけです。それを毎日地道に続けているのです。

集客に関しては、その仕事が8割。そして、残りの2割で新しい手法を考えています。

それを何年も地道に繰り返してるだけなのです。確かに私も新しいシステムには興味があり、教材もいくつも買っています。

ですが収益を上げているのは知っているビジネスを徹底するだけです。徹底してやるだけで収益は必ずついていきます。

まずは「知っていること」を「やっていること」に切り替えましょう。そして、「徹底すること」に切り替えていきましょう。そうすることだけで集客は出来るようになります。

 

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