経営の考え方 集客の考え方

「簡単に集められます」の危険性

インターネットを見ていると最近のインターネットの事情で簡単にお金が儲かるとか簡単に集客できるとかいう記事がでます。

そして、それに騙される人もいるのですがこれは今に始まったことではないです。

インターネットビジネスを始めて20年は経っていますが。その傾向は全く変わりません。

ただ、だんだん騙されなくなっていますが、それでも騙される人はいます。

というのは基本的に人間の本能とは時代を重ねても変わらないからです。実際に100年以上前の海外の広告でも似たようなものがありました。

インターネットの集客について

インターネットで集客していますが、確かにインターネットで集客を簡単にできることはあります。

これは間違いないです。それは何かと言うと時代の流れになって一時ブームに乗ることです。

びっくりするぐらいに簡単に集客できます。なぜそんなことが言えるのかと言うと、実際に私が簡単にしかも無料で集客できたからです。

本当に馬鹿みたいに簡単に集まってきました。メールマガジンがスタートして、最大手の「まぐまぐ」ができたときがそうでした。当時は「1000部なければメルマガでない」何て思うぐらい。新規にメルマガを発行したら1000部以上のメルマガ当たり前でした。

さらに1回目のメルマガを発行しただけで、問い合わせだけでも1日60件というのはありました。

20万円の収入が 2週間もしないうちに入ってくるのです。

ですが大切なことはそれではない

お金を稼ぐということであればそれでいいのかもしれません。でも、実際大切なことは「仕事にする」ということです。

仕事にするということは「人の役に立ち価値を与えること。そして、それが継続できること」です。

Web 集客の難しいことは「集めること」ではなく、「集め続けること」です。

もう何年もやっていますが、何が難しかったのかと言うと安定して集客できるということ。基盤を作るのが大変だったのです。

私がやった基盤づくり

最初は簡単に集まりましたが、ブームが過ぎると簡単に集まらなくなってからはいろいろとやってました。

例えば、メルマガの相互紹介なんかは1000件とか当たり前。似たようなメルマガに登録して、そこから相互紹介を頼んでいくわけです。1件1件メールして。ブログの更新は毎日は当たり前。

アメブロのコメント書きも毎日誰かがやっています。また他の塾長との対談を音声で撮ったり、動画をアップしたり YouTube もやっています。

YouTube のコメントに対しても90%以上を返しています。実はそういった地味な努力をやっているのです。

気をつけないといけないことは簡単であること

ビジネスモデルは「単純」な方がいいです。それは単純な方が継続できるからです。ですが「簡単である」というのはまた別です。

よく「簡単にできます」という話を聞きますが、この危険性がわかるでしょうか?

「簡単にできる」ということは「誰でも真似できる」ということです。つまり、競争相手がすぐに急増してしまうのです。

最初は良くてもすぐに真似されて、自分自身のお客さんを取られてしまうわけです。

それでなくてもインターネットは真似できます。例えば Webサイトなどは他の塾のサイトをそのまま使えば簡単に作ることが可能です。

だから、ライバル塾があなたの塾を真似することが可能なのです。そのため真似されないように見えない所で仕組みが必要なのです。

仕組みは単純だけれども、簡単ではない仕組みを作らないといけない。誰にでもできる仕組みというのはすぐに真似されて収益が悪化させてしまうのです。

インターネット 難しさは継続

インターネットビジネスの特徴というのは流行り廃りが早いということ。私が20年前に稼げなかったときにたくさん稼いでる人がいました。

月収100万円なんて当たり前。200万円とか。ですが、しばらくするとすごく稼いでいた人がいなくなっています。

もちろんリアルでも塾が新しくできたり、つぶれたりしたりしていますが、それ以上にインターネットのスピードは速いです。

いくらいくら儲かったと自慢していてもその3年後にはいなくなるというのはザラです。

稼ぐではなく価値を提供するという考え

稼ぐという視点ではなく価値を提供するという視点で徹底してやっていくことです。

いっとき人を騙してお金を稼いだとしてもそれは仕事ではありません。大事なことは継続してできることをやっていくことです。

「価値を構築し価値を提供する」としいうスタンスでずっとやっていくことです。そうするとこで収入が入り続けるのです。

オンライン学習塾

オンライン学習塾をしようと思っている人は気をつけないといけないことは継続できるかどうかです。

いっとき1名から3名集めても、生徒はやめていきます。「それはお宅のやり方が悪いんだよ」と言われるかもしれません。

というよりもインターネットの特性と言った方がいいかもれません。もちろん、私の塾に来て5年~8年続いている人はいますから全員というわけではありません。ですが、インターネット上の問題です。

だから今生徒が集まったというわけではなく、集め続けるという仕組みを作ることです。

大事なのは仕組みです。仕組みを作ることによって、集客はある程度継続してできます。

今やっているのがこちらです。次の生徒集めの仕組みです。

NY高校部(light)

-経営の考え方, 集客の考え方

© 2024 塾長のためのWeb集客研究会