集客の実例 集客の考え方

おばさんは嫌

集客をしていると非常に重要になるというものは何だと思いますか?一番重要なものです。

それは塾の場合は「教務力」です。当たり前の話ですが、教務力が弱いと集客もできにくいです。というのは集客そのものに力がなくなるからです。

おばさんは絶対嫌

以前こんな話がありました。愛知の方で私のメルマガを見て体験を希望されたのです。ですがその条件がたった1つ。

それは「おばさんが嫌」というものです。その理由を聞いてみると以前通っていた塾の先生がおばさんでひどくきつかったと。

それで塾が嫌になったから、おばさんの指導は受けないという話です。それで私に指導の希望があったわけです。

ですが、当時私は仕事がいっぱいでこれ以上増やすことはできません。それで勧めたのがこの方法だったのです。

「おばさんが嫌」なのに「おばさんを勧めた」理由

当時仕事が空いていたのはパートナーの新坂先生でした。新坂先生は当然女性なのでおばさんです。

ですが、新坂先生を勧めたのですが、お母さんはいい顔をしません。当たり前ですが、「おばさんは嫌」と言っているのに、わざわざそのおばさんを勧めたわけです。

お母さんが言うのには

「本当に大丈夫でしょうか?」

それに対して、私が言ったのは

「もし、何かあったらすべては私が責任を取ります。どうしても新坂先生と合わなかったら、ムリにでも時間を作って指導をしますので安心してください」

と。

それで体験です。本人はとても気に入ったようで、次から本格的に指導が始まりました。

というのは私は「新坂先生だったら、絶対に子どもに好かれる」という自信があったからです。というのも新坂先生は生徒から絶大な人気があったのです。

大切なのは売るときの自信。それには教務力

なぜこんなことができたのかと言うと当然ですが、私は新坂先生の指導に絶対の自信があります。

普段から言っていますが、

「新坂先生が教えてダメだったら、他の先生が教えても一緒」

というぐらい言い切っています。

実際に今指導している息子も英語を新坂先生に指導を受けていますし、娘も英語と国語の指導を受けていました。

それぐらい自信があるからコピーもかけるわけです。私自身がお母さんに対して「責任を取ります」と言えるのは自分自身が勧めている商品に自信があるからです。

だからこそ、このお母さんも納得して「おばさんが嫌」と言う子どもに対しておばさんを勧めてくれたわけです。

まずは教務力の見直しです

教務力と言ってもいろいろありますが、塾で言ったら結果が出せるかどうか。次に親の対応は十分なのか?子どもに理解してもらえるのか?子どもに人気があるのか?

そういったことをやっていきましょう。最近は成績が良くても退塾する生徒はいます。まずは相手とのコミュニケーションです。それが十分できているとお客さんに強く勧められるのです。

実は集客というのは塾長の頭の中にある

「うちは集客できない」というのは塾長の頭の中にあるのです。

というのは私が聞いていても、「まだまだ集客できる方法はある」と言うのにすでに集客を諦めてしまっているからです。

ですが、方法はあります。もしあなたが教務力に自信があるのであれば、自分自身の塾がどこが強いのかをはっきりさせていきましょう。絶対にチャンスがあります。

時間に融通が利く

例えば、新しく入会したときに入会した理由を聞いてみましょう。実はそこにあなたの塾の意外な強みがあるのです。

ある塾の先生のところでは「先生のところの塾は時間に融通が利くのでサッカーのクラブチームと両立できる」という理由で入ってきています。

そうするとどうするのか?両立できるというのは意外に難しいです。一般の塾では指導時間が決まっていて、いつでも勉強をスタートできないというところが多いです。

その中で自由に塾の時間をスタートできるというのは大きな強みです。そうするとそれを求めている生徒を集めればいいのです。

私でしたクラブチームの監督のところに言って生徒を紹介してもらいます。その生徒が入塾したら先生にお礼を払ってもいいですし、あるいはクラブチームの寄付という形でお金を出してもいいです。

そういった形でやる方法は無限にあります。自分自身に強みがあればそれを伸ばすことができるのです。

まずは強みを知ることしてみましょう

まずはなぜ自分の塾が選ばれているのか?を保護者に聞いてみましょう。そうすることによって新しい対策が生まれてくるかも知ません。

そして、それから聞いて内容を自分のチラシやホームページに生かしていくのです。そうすることによって生徒を集めることが可能です。

-集客の実例, 集客の考え方

© 2024 塾長のためのWeb集客研究会