経営の考え方

3月に向けた対策。塾長が今やること

頑張っているのに結果が出ないそう言ったことはどんな時にもあります。実際に私も結果が出ないという時がありました。

不合格になりかけた高校受験

「堀君、大丈夫か?勉強している?」

これは担任の先生から言われた言葉です。私が1月の最後の模擬試験で今までの最低点を取ったときの話です。

勉強していないと思った担任の先生から心配されたのです。ですが、私はこの間は今までになく勉強していたのです。

それなのに成績が下がる一方なのです。というのは努力の方向性が間違っていたから。

当時は私は塾に行っていなかったので当時、家庭学習用に取っていた家庭用教材のトレーニングペーパーを使っていました。

そして、12月からはデイリープログラム(通称デプロ)をやっていました。しかも5科目全部です。

1日5科目をやっていくスケジュールを立てて12時までに就寝予定。ところが、寝る時間は計画通り進まなくて終わったのは毎日2時です。

頭の中はフラフラ。しかも解いてる問題は後半になれば私立難問が入ってきます。
私が受けるのはただの公立高校です。

結局やっていた割には睡眠不足が祟って、頭の中は1日中ぼーっとしていました。しかも、私立難問なので当然、私では太刀打ちできない。

そう言ったことに時間をかけていました。結局、成績は下がる一方です。合格圏内から合格圏外へランクアウト。

学年順位も63人しかいなかった中で5-6位だったのか13位まで下がりました。

大学受験ではそれを踏まえて睡眠時間は絶対に6時間は確保するようにしていますした。しかも、問題はセンター試験に合わせた問題を中心に。

大学受験の失敗

例えばこんな場合はどうでしょうか?私文系の生徒。志望校の過去問といた時ときに

英語9 5%できている
国語 80%できている
日本史20%

あなたがこの受験生にアドバイスするのであればどういったアドバイスをするのでしょうか?

当然いうことは

「日本史に時間をさきなさい」

というと思います。ところが受験生本人は

「でも、受験は英語が大事ですから英語にもっと力を入れたいです」

と。「英語の点数を下げたくない」とそれでさらに英語の勉強している。

確かに私立文系にとっては英語は大事ですが、受験で大事なのはバランスです。いくら英語と国語は良くても日本史が悪すぎると合格できないのです。

だから、日本史をやるべきですよね。「そんなことはわかっている。当然の話」と思うかもしれません。

ですがこれがこと経営になると同じことをやっているのです。

塾長が今やるべきことはそれ?

「教材研究」「コーチング」などどれも指導には必要なことです。決して「必要ではない」とは思いません。どんどんやればいいと思います。

ですが、

「今やるべきことはそれでしょうか?」

経営はバランスです。やるべきことはバランスよくやっていかないと決して結果は出ないのです。

どんなに指導力があっても集客力がなかったら塾としての経営は成り立っていきません。

例えば、目の前の生徒が減ってきているのに、一生懸命教材研究をしても今は意味がありません。

あるいはコーチング技術を磨いても仕方がないです。それよりもやるのは目の前に生徒集めてくることです。

とりあえず教室を生徒いっぱいにすることです。それをやってから「教材研究」をしたり、「コーチング技術」を身につけたりしていくべきです。

苦手なんです

受験生の中には「苦手なんです」ということで避けている生徒もいると思います。苦手科目を後回しにして結局はギリギリになってスタートして受験に間に合わない。

こういった人のことなら「早目に苦手の克服を」とアドバイスできますが、実はこれは塾経営でもあります。

「ポスティングするのが苦手なんです」
「門配をするのが苦手なんです」

というのがあるかもしれません。ですが経営でいうとそれはやらないといけないであれば絶対にやらないといけないのです。

特に1人でやっていて、お金のないときはそれを1人でやらないといけません。経営者の仕事は「未来を造ること」だからです。

経営ではチャンスはある

ですが、経営のいいところは1人でする必要がないということです。受験の場合は全て1人でしないといけません。科目ごとに受験することを代わってもらうわけにはいきませんから。

力をつけるのは自分です。ですが経営でいうと外注したり、人に使ったりしてやるという方法もあるわけです。

今やるべきことは何でしょうか

まず今やるべきことは生徒を集めることです。「うちは大変だ」と思うかもしれませんが、実は全体的に大変です。

一部の塾が溢れるぐらい生徒がいて、それ以外の塾はどんどん減っています。

「今年はきついね」と思うかもしれませんが、これは来年も「今年もきついね」になります。

この時期に生徒が集まっていないと3月、4月はもっと大変になります。そして、目の前の冬期講習もそうですがそれ以上に大変なのが3月からの集客です。

3月の集客に備えていますか ?

受験生を指導しながらに2月から一生懸命チラシを作って3月にまいて、「生徒が来るかな」とやっていても来ません。

それでは他の塾と同じスタート位置だからです。それよりも今からスタートしていてきましょう。

実際に研究会のメンバーには今からスタートと伝えています。スタートできることはいろいろあります。

例えば、紹介を今から頼んでおくのもひとつでしょう。私の方も紹介を頼んでいま。紹介を頼むのが苦手というのであれば集まっている先生はそれでも結構です。

ですが、集まってない先生はそんなことを言ってられません。まずは紹介を頼んでいきましょう。

3月のための対策はこれ

私の塾が安定して入っているのは次の3つから入ってくるからです

1.紹介 2.見込み客から 3.広告

今の時期はすべてに仕掛けていきましょう。

1.紹介

 今まで偶発的だった紹介をシステム的に行うのにスタートしたのが「ジュクサガス」。

「たまたま紹介してくれた」「何かしらないけれど紹介してくれた」というのではなくシステム的に行うために紹介システムを導入。

お客様の声は「金」の価値があります。ドンドン集めていきましょう。

2.見込み客

ブログ、メール、line@などで自分のファンをつかんでおきます。しっかりとつかめば1か月おきに生徒が入ってきます。

しかも、自分を理解してくれる人がドンドン増えていきます。そして、塾の運営が楽になります。生徒や保護者も納得して入塾してくれます・

3.広告

今新しい試みをしていて、ポスティングだけである教室の生徒数を3倍以上にしています。

今は「普通のポスティング」ではなく1回6ページにも及ぶ内容です。「レターポスティング」です。

レターポスティングに興味があればコメントに入れていただければ

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