4月5日(金)風はかなり暖かくなっていました。日差しは春の陽気をつげています。少し汗ばみました。
私は塾長会のメンバーである梅田先生の手伝いで大阪のある駅に。一旦梅田先生の塾によって門配先の中学校に向かいました。
駅を越えてもひたすら歩きました。汗がじわりと額を濡らしていました。途中塾の看板が。
大手塾のD塾、F塾、M塾。中堅のK塾など。さらに小さい塾も。数えてみると少なくともと通った道では8塾。
そして、15分かけて配布先の中学へ。初めてのところなので入り口がわからない。そして、うろうろ。学校の周りを一周するつもりで歩いてみました。
途中、後ろから背広を着た若い男女を目撃。そして、私の後からついてきているようでした。
「他塾のチラシの配布か」
そう思いました。若い男女をチラチラ見ながら歩いて行くと後から来た若い男女は来ませんでした。
そして、とうとう校門に到着。時間は11時3分。校門には「××中学 入学式」とかかれた看板が。でも、周りには人がいませんでした。
「大勢の塾なども校門配布に来ているかもしれないので、場所取りも考えないといけない」
と考えていたので拍子抜け。それで
「もう終わっちゃったのかな」
何て心配をしていました。すると11時36分になると先生らしき人物が門を開け始めた。
すると新入生とお母さんがゾロゾロと出てきました。急いでリュックの中からクリアファイルに入れたチラシを出します。

と言いながら、手をして渡していきました。次々にパンフレットを渡していきます。
当然断る人もいましたが、
「とにかく持ってきたチラシを渡さない」
と思いながら渡していきました。ですが、久しぶりの校門配布で
「まだまだ甘いな」
と思いながら結局残り10冊を残して学校を後にしました。
目次
実は私1人でした。
結局、私が校門配布をしたの私だけでした。結局他の塾はどこも来なかったのです。
オンラインであろうがリアルであろうが、集客にとって、大切なことは
「必要な人に、必要なもの、必要なときに届ける」
のが原則です。それなのに、これだけ確実に見込み客がいるのに誰も告知していなかったのです。
このときを逃すとそうそうチャンスはないにも関わらずです。
正直にいうと拍子抜けでした。地方では生徒が集まらないと嘆いている塾長がいたり、廃業したりする塾長がいるのです。
ですが、本当のことをいうと
「死にもの狂いでやっている人は少ない」
のです。今集客するためにやることを書いたら20個や30個ではすまないくらいやることはあります。
時間的に全部は無理でもやるべきことはたくさんあります。そして、効果的なことはそれほど多くないのです。
だから、もっとも効果的なことを真剣に必死にやればいいのです。そうすればすくなくとも今より生徒は集まるはずです。
その1つが門配です。
買ってもらうための法則
あなたは
「ビールメーカー」
と聞いてどこを思い出すでしょうか?多分
「アサヒ」「キリン」「サッポロ」
とかではないでしょうか?後他は沖縄でしたら「オリオン」でしょうか?他は?
名前が出てくるとビールを購入するときは
「名前の出たメーカーからしか購入しない」
のです。つまり、見込み客の記憶の上位に名前が上がらないと購入の比較対象にすらならないのです。
塾も同じです。
実は小さい塾はほとんど名前を知られていません。つまり
「塾の存在さえ知られていない」
のです。だから、入塾のときに比較対象にすらならないのです。だからやらないといけないのは
「知ってもらうこと」
です。それにはドンドン塾の存在をアピールしないといけないのです。それで一番効率がいいのが
「生徒や保護者がいるイベント」
なのです。
紹介もチラシで起こる
よく「紹介」で入塾することがあると思います。ですが、紹介だけでは弱いです。塾でよくあるのが
「以前から話を聞いていてチラシで申し込んだ」
というものです。つまり
「1つの媒体ではなく複数の媒体でやると効果的」
なのです。
すでに問い合わせが入っています
会員の中には入学式で配ったチラシからも問い合わせが来ています。
さらに今来なくても次の機会には来ます。校門配布はドンドンやった方が効果的です。