経営の考え方

金融機関の人と会ってきました

コロナを乗り越える「経費削減」の前に重要な話です。

金融機関の考え方

金融機関の方と話をしてきました

国の方では

「今すぐ倒産しそうな会社を救うように」

という話ですが、実際はその逆です。つぶれそうな会社というのはコロナに関係なくつぶれてしまいます。

それよりも

「本来はつぶれないんだけれども、今回のコロナの影響でつぶれてしまいそうな会社を救わないといけない」

と言っていました。

あなたの塾は必要か?

今回のコロナの影響で危ないところがあります。私自身も自分の塾が廃業の危機の時期があったのでよくわかります。

今回のコロナの影響は塾だけではなく、一般の企業でも影響を受けているので大変なことです。ですがこの大変は大きく2つつに分かれます。

1.もともと必要でない塾の話

今回のコロナの影響が引き金になるかもしれません。が、そもそもその塾は必要なのかという塾があります。

その塾はなくてもいい塾なのかもしれません。実は私の塾がそうでした。

どこにでもある塾で、塾そのものがなくなったとしても悲しむ人はいません。

というのはその塾でなければいけない理由がなかったからです。つぶれてしまったら、他の塾に行けばいいというレベルだったのです。

あるいはもっと言うと評判も良くなくて、もうすぐつぶれそうな塾だったかもしれません。そういう塾は必要ないかもしれません。

2.悪くはないけれどもコロナの影響で危ない塾

本来は人気があるれども、今回のコロナの影響で廃業の危機に陥っているところです。

塾ではないですが、食堂なんかではありますよね。有名な名店だったり、人気店だったりしたのに、今回コロナがきっかけでつぶれてしまったお店です。

ファンも多かったので今回は残念な結果になりました。こういうところは救われた方がいいです。

みんなが必要とされているわけですから。塾もそうです。

周りからも必要とされている塾であるならば今回のコロナ対策で救われた方がいいと思います。

まだまだ必要とされていますから

必要である理由を作ろう

インターネットの塾を18年やってます。そうすると

「インターネット塾万歳」

と思われてるかもしれません。いえいえ、逆なのです。インターネットよりも直接教える方がやはりいいです。

そうすると

「インターネット塾に通う強い理由が必要」

なのです。

「あなたの塾に行く理由は?」

実はこれが一番大切なのです。これをつきつめていくと塾のあり方が変わってきます。

システムを入れない理由

オンライン塾早くからスタートしているのにオンラインのシステムをあまり取り入れていません。

もちろん、システムについてはいろいろ調べて知ってはいますがその理由が先ほどの理由です。

「人工知能(AI)で自動で問題が出せる」

というシステムを入れた場合

「うちの塾でなくてもいいのでは?」

と思ってします。そして、そのシステムを検索すると、そのシステムを作ったシステム会社が上位にきます。

そして、それを使っている塾がズラーっと並びます。そうする、あなたの塾に行く理由が見えなくなります。

システム化は諸刃の剣

実は「再現性」「システム化」「誰でもできる」

というのは諸刃の剣です。というのは、オンライン上ではそれはすぐにマネされるからです。

サイトなども真似されます。そうすると一緒になってしまうので他塾との違いが見えなくなってしまいます。

これからのマーケティング

私がずっとやっているのは

「パーパスマーケティング」

です。海外では今流行していますが、どんなマーケティングかというと

「これまで多くの企業やブランドで指針として用いられてきた『ビジョン』や『ミッション』は、数年後に目指している姿や何を成し遂げるべきかという、未来の『目標』を主に示していた。

これに対してパーパスは、ビジョンやミッションを定義する前の段階で、企業やブランドが何のために存在しているのかという、今も未来も変わらぬ存在意義を示すところに違いがある」

日経トレンドより

私の塾では

「子ども1人1人が最適な人生を送れる社会にする」

という存在意義があります。他の塾がやらないことをやっていきます。テーマとしては

「1人1人の人生を最適化するプロジェクト」

です。その人の特性を生かしながら、その子に合った人生を歩んでもらいたいという思いでやっています。

そういった

「なぜその塾をやっているのか?」
「あなたの塾が存在する意義は?」

が問われています。あなたが親なら

もしあなたが親であれば、どんな社会をこの世に残したいですか?
あなたの方が子どもより先にこの世を去ります。そのときの後の社会です。

「勉強で激しく競争する社会でしょうか?」

「みんな平等の社会でしょうか?」

そういったことを考えていくと塾の在り方も変わってくると思います。

私は子どもが朝、起きたときに

「今日も仕事だ。あれもしたい。これもしたい。楽しい」

そんな毎日が続く社会にしたいと思っています。

そうするとやる気がある仕事なので生産性がアップします。

できた商品やサービスも質のいいものができます。そして社会がよい方向にいきます。

日本という国全体が充実して人で構成させる国と変わっていきます。

さて、あなたの塾の存在意義は?

以下に登録していただくと、役立つ最新情報が配信されます。

友だち追加

-経営の考え方

© 2024 塾長のためのWeb集客研究会