以前にこんな記事を書きました。「塾を行くのになぜあなたの塾に行かないといけないのか?」という内容です。塾に行くというのは理由があります。
もちろん「成績が上がる」という意味があるのですが、それ以外でもあなたの塾に行かないと理由が必要なのです。
「成績が上がりそう」「子どもの面倒をしかったりと見てくれそう」「受験の情報を持っていそう」など。それを明確にして、そして保護者に対して、明示するのです。
実は以前に私はオフラインの塾で失敗したのが、その「明確な理由」がなかったからです。今から考えるとお恥ずかしい話ですが、私が徹底して行ったのは大手に似たチラシ。
そして、大手のやり方です。他の塾の様子見を見て、他がやっているから、自塾もやっていると言ったものです。これが大失敗でした。そのやり方にすると、私の塾に来る必要がないのです。
親御さんの立場からすると同じような内容でやってるのであれば、何もない見たことも、聞いたこともない私の塾よりも、広告宣伝でよく見た大手の塾の方がいいわけですから。
これが私の最初の失敗でした。いえ、大失敗でした。だから、塾を作るときは親御さんの立場からして、「あなたの塾に行かないといけない理由」を明確に打ち出さないといけないのです。
それと同様にしてサイトを作るときにもその理由が必要です。塾用のサイトというのは大きく分けて2つわかれます。1つはコーポレートサイト。
いわゆる「会社案内」というもので塾の内容について書いてあるものです。このサイトを作成するときに必要なことは、塾に関しての最低限の情報です。
例えば、「塾長について」「塾の理念」「塾までアクセス」「授業内容」「月謝」「コース」そういったものです。これはどこでもあります。
この形のサイトについて言えば、「紹介の多いところ」はこういったサイトだけでいいでしょう。「××塾を紹介してもらった。その塾はどういった内容なのだろうか?」
と言って紹介をもらった人が見るためのサイトです。実際にホームページがそれほどまでパワーを持たなくて集まってくる塾というサイトです。
もう1つがメディアサイトです。インターネットで検索するというのは基本的に「何かの情報を見たい」から検索しているのです。情報検索するとか「自分の問題を解決するため」に検索するわけです。
ということはその検索している人の問題を解決するためのサイトを作ればいいのです。
ここでポイントになるのが「あなたのサイトをなぜ見ないといけないのか?」と言うことを考えることです。そうすると大手と同じことをやっていてはあなたのサイトを見る理由がないのです。
ではどうすればいいのか?保護者の人が見たい情報が載っているサイトを作ればいいのです。
例えば月間33万 PV を集めている國立先生のサイトが参考になると思います。
國立先生のサイトはもともと「塾長のためのWEB集客研究会」に参加される前からアクセスが集まっていました。そして、大手が嫌がるサイトです。
どう言ったサイトかと言うと「地方高校の生の情報」を載せているのです。
「××高校について知りたい」という受験生のために塾生が書いた生のレポートを載せています。また、愛知県の情報について、より詳しく書かれています。
ということは、「愛知県の高校入試」について知りたければ、國立先生のサイトに行けばいいのです。そして、塾の近くの高校を見るということは、当然ですがその近くにいる生徒に限られます。
全国展開している大手塾が、こういったローカルな内容を1つ1つできるわけではないのです。
こういったサイトがあると大手が真似をすることができません。同業者からすると、すごく嫌ですね(笑)本当に同業者からするとされると「いやらしいサイト」です(笑)さて、もう一度考えてみましょう。
インターネットを見ている人があなたのサイトを見ないといけない理由というのは一体何なのでしょうか?それを考えてみて作っていくと色々アイデアが出てくるかも知れません。
あなたが欲しい生徒の保護者が必要としてる情報は何なのか?志望校の高校の情報なのか?それとも地元の中学の情報なのか?あるいは勉強法なのか?
そういったことを考えてそれをテーマにしてサイトを作っていくとあなたの欲しいお客さんが集まるサイトになります。