経営の考え方

150kmの道のりを何キロのスピードで行くのか?

前回の内容は悲惨な内容でしたので、今回の内容はできるだけ前向きがないようにしたいと思います。

私の今年の目標は

「1ランクレベルアップする」

ということを念頭に置いています。1ランクレベルアップするというのは今まで生徒が毎月1名入っていたら毎月10名にするという方法です。

数字だけ書くとすごい内容になるかもしれませんが、やることはすごく地味です。

地味というよりもどちらかと言うとコツコツやっていくという方法です。今年は決して派手に行わず、地道に今まで行ったことの精度をどんどん高めてようと思っています。

昨年は新しいことをスタートして結局70万円も失敗してしまいました。半年以上熟慮してこの結果ですから私も修行が足りません。まだまだです。

ですが、以前に比べてかなりマシになりました。というのは一発逆転を狙わなくなったからです。

最初に考えるのは時間です

目標を決めたとき時に最初にやらないといけないのは「誰が」「いつやるか」ということです。

昨年の失敗は私自身がやれる時間を考慮していなかったからです。何か新しいことを気合いを入れて行っても大事なのは「誰が」「いつやるか」ということが決まっていないと物事はうまくいきません。

実際に私が新しいことを始めても何かを削らないといけないので、それを先にやらないとやらないのです。

例えば、毎日ブログを書いていますが、私は朝一番にブログを一本書くようにしています。

そして、午後から一本と毎日時間を決めて行っています。確実にその時間を確保しているわけです。

そうすると継続してできますが、それをやらないで気持ちだけでやってもダメなのです、

だから大切なのは「誰が」「いつやるか」を最初に決めてしまうわけです。そうすると目標達成も出来るようになります。

150kmの道のりを何キロで行くのか?

20代の頃、新人コンサルタントだったときたくさんの本を読んでいました。1年間に約120冊以上。

月に10冊は本を読んでいました。主に経営に関係する本のです。その中に書かれていたのは、有名な経営者が奇跡的に逆転して成長していった話です。

読んでいる私も「凄いなあ」と思っていました。が、現実は違います。

経営というのは「戦略」とか「戦術」という戦争用語が使われますが、決して戦争ではありません。

日々行う仕事です。戦争は敵と戦うときには1回やって相手が死んでしまうとそこで終了しています。が、経営は競争相手は死ぬことがありません。

1回勝っても、次にはまた復活してきてしまいます。つまり、「勝ち続けないといけない」のです。そこでヒントになる話を。

もしあなたが150 km の行き先にどれぐらいのスピードでいくでしょうか? 実は本に出ている内容というのは

「150kmの道のりを時速150kmで行く物語」

なのです。確かに読んでいても心がワクワクします。危険を冒しながら、ハラハラしながらやっていくわけです。

運転で言うと当然、高速ですから緊張もします。そして、そのスピードに憧れます。

時間で言うとたった1時間で目的地まで行けます。それはすごいです。ですが、それを実際にやってしまうと事故を起こしてしまいます。

現実の経営はいかに急激に伸びるかではなく、リスクを最小限に抑えて続けていくのかです。

本に書いてある劇的な内容は150kmの道のりを時速150 kmで行く物語です。ですが現実の経営というのは

「150kmの道のりを時速50kmのスピードで3時間かけて行く」

という堅実で現実的な話なのです。というのはそうすることによっていリスクが低く抑えられるからです。

私が失敗し続けた理由

私の考え方はもともと

「150kmの道のりを時速150kmで行こう」

と考えていました。「一発逆転」や「これで決める」といったそんな考え方です。

特にうまく行かないときほどその分を取り戻そうとして、一発逆転を狙ってしまうわけです。

そして失敗です。ですが今やっているのは150kmの道のりを50kmで行く方法です。時間はかかっても丁寧に確実にやる方法にシフトしています。

これによって失敗することがなくなりました。あるいはリスクを最小限に抑えることができるようになったのです。小さくテストしてやってみる。

そして、さらにテストしてみるそしてうまくいくのであればどんどんお金を使っていくという方法です。

株取引 FX でも同じ

私もいつかは株取引や FXとかやってみたいと思っていますが、今はやっていません。というのは仕事が面白くて仕方がないからです。

株取引やFXをやってみたいとは思いますが、もしやるのであれば真剣に取り組みたいと思っているからです。

ですが、やっている人から聞いた話によると成功する人と失敗する人にはこんな違いがあったのです。

それは失敗する人というのは一度に儲けようとする発想です。 FXで大成功した人の取引は必ず何%以内に抑えるというのがあるそうです。

つまり、一度にドンと儲けるのではなく少しずつ儲けていく。そして、それを続けていくという発想です。

ですが 株取引やFXで失敗する人は急激に儲けようとするのでお金を必要以上にかけてしまって失敗してしまうという話です。つまりビジネスでも同じです>

また、高額商品の教材を売っている人からも相談を受けましたが

「儲けている人は病気になったり、ケガをしたり、道を外したりするんですよね。何でだろう?」

と。

複利の強さ

実際に以下の数字を見てくださいこれは何か分かりますか?これは私は以前エクセルで表を作っていつも眺めていたのですがこれが成長率なのです。

10%ずつ毎年成長すると10年目で約2.6倍の規模になります。20%ずつなら6倍に。30%なら13倍の規模になります。

急激に拡大することはできたとしても、拡大したまま続けるということが難しいのです。

塾でもそうですが、出店をたくさんしたところでそれに伴って「お金の成長」と「人の成長」がないと中身のある規模拡大ではないです。

経営で成長するのは2つの側面があります。1つは資本の成長です。そして、もう1つが人の成長です。その2つの成長がないとうまくいかないのです。

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