4月になりなって売上が今一つの所あるかもしれません。あるいは「やばいなあ」という状態がついてるところもあるかもしれません。
私は何度もこれ経験して難を逃れています。今は計算しながらやっているので、やっていけますが、以下を参考にしてください。
私が一番インターネットの塾で一番ひどかったときが売上が1年で月の売上が約36%だったときがあります。
普通に平月の売上を月100万円とすると、月の売上が36万円です。自分でも「よくやってきたな」と思います。
これだけ売上げが下がると八方塞がりになるので打つ手がなくなります。こうならないためにも事前に手を打っていきましょう。
今調子が悪いときは「良い経験ができた」と思ってください。というのは、経営していると「うまくいっているときばかりではない」からです。これを超えると、さらに自分が強くなります。
そして、その経験の数だけ自分が強くなり改善のチャンスです。また、普段生徒に対して、偉そうなことを言っているのであれば、ここで「塾長の背中を見せるチャンス」です(笑)
自分が「苦しいことで荒れている」ようでは、成績が悪くて周りに当たり散らしている生徒に偉そうなことをいうことはできませんから。
でも、大丈夫。私も以前は不機嫌で周りに当たっていましたから・・・。家内からも「調子が悪いのは仕方ないけれど、不機嫌を直してくれたら」と言われていました。苦しいときは「頭はクールで、心は熱く」一緒に乗り越えていきましょう。
さて、こういったときには資金の調達が必要になってきます。お金が余裕があれば問題ないのですが、やることは大きく分けて4つです
基本的にはケガと一緒でまずは止血です。止血(赤字を止める)してから、輸血(資金の調達)です。一時的な対策としては、以下があります。
ですが、詳しいことは今回は書きませんが、塾を閉めることも考えるのもいいでしょう。構造的に無理なのにがんばってもムダだからです。
目次
【資産の売却】
売上を上げるにも活動費があればいいですか、活動費もない場合は資産の売却をしていきます。
資産の売却というと「土地かな。マンションかな」と思うかもしれません。しかし。そんな大げさなことではありません。ですが、考えた方は同じです。
単純な話ですが、家にあるもので売れるものをヤフーオークションもメルカリ等で売ってしまうことです。
私の場合は持っていた本をドンドン売りました。とにかく持っているものでお金になるものはどんどん販売していきました。
たとえば、大きな車を乗っていれば、売ってしまって小さな車に変更して経費を抑えるのも1つです。
「そんなことまでしなくても」と思うかもしれません。ですが、基本的に経営者の大きなミスは、「やることが遅いこと」です。
大きな車に乗っていて、売上が不審なのにそのまま乗ってて経費をムダ遣いしているということほど馬鹿なことはありません。
もちろん、大きな車に乗っていてお金を生むのであればそれは続けてください。そうでなければ、本当に苦しくなって自動車を売らないといけないようになるまえに前に早めに手を打つのです。
後になって「売らなければよかった」と思うかもしれません。ですが、100点を目指さなくても70点のいいので大きくひどくならないために手を打っていくことです。それがまず1つです。
【経費の削減】
無駄な経費を全部チェックしていきましょう。塾の場合は経費に占める割合は大きく分けて2つ。家賃と人件費です。
家賃については2年以上契約していると価格交渉ができます。実はショックなことですが、私が以前オフラインで塾をやっていたとき、3ヶ月以上家賃を滞納していました。
そして、退店のときにイッキにお金を払ってそのテナントから出ました。最後に挨拶に行って言われたのが、こんなことです。
そのテナントの管理人に言われたのですが、「家賃の減額の交渉をすればよかったのに。そうすれば家賃が安くなったのかも知れないのに」と。
大家やからすると「収入が減るのは痛いけれど、出て行かれるようりはマシ」ということなのでしょう。
場所によって今は空き室が増えていてので、大家さんもテナントに入っていてほしいのですから、家賃の交渉も必要です。
「嫌だな」と思うかも知れませんが、それをするのが経営者です。とくに小さいところは嫌なことも自分でやっていきましょう。
【人件費】
人件費については非常に難しいところがあります。私は今まで給与や契約料を下げられたことが何度もあります。その度に士気が下がります。
そして、「次に下げられたらやめよう」という風に思ってしまいます。ですから人件費は最後の最後になるかもしれません。ですが、塾が潰れる前には下げる必要があります。
【その他経費】
他リース料や不要なものは削除して行きましょう。ただし、食費は削除するのがやめたほうがいいと思います。
というのはお金がないからと食費を削ると自分自身が惨めになってしまうからです。もちろん、食費も常識の範囲内で、飲みに行くのを減らすは当然です。
私の場合は塾を立て直す2年間は、「漫画とお酒」を完全に断ちましたから。ただし、普段の食事き体が資本ですので、普通の食事をしていきましょう。あと、睡眠時間の確保ですね。これも絶対です。
健康のためのお金は削らないようにしたほうがいいと思います。あとプロバイダー契約やインターネットの接続なども契約が変更できるのはどんどんしていきましょう。
このときに以前に書いた長期の契約は避けたいがいいというのが出てきます。売上げが下がったときに長期の契約をしているとその経費を下げることができないからです。
【資金の調達】
基本的にお金を借りることは 反対です。できればお金を借りなくてもできるビジネスをやるべきです。
ですが、どうしてもというときはまずは「国金」ですね。国金の場合は早ければ2週間くらいで用意してくれます。
【売上の増加】
できた資金を使ってチラシを作ったり、ポスターを作ったりして、塾を告知していきましょう。
小さくテストしてやっていくのです。何が正しいかはわかりませんが、小さくテストを繰り返して、その中で良いモノを早く見つけていくことです。後は詳しく書いていきますね。