実は道具を使うときにはその「目的」がはっきりしているとすごい武器として使えます。また目的を変えると今まで使っていなかった以上に結果が出せます。
そして、使い方も変わるのですごい強力になります。
実際に自分がやっている仕事に対しても目的が変わると、サービスの作り方、接し方が変わるのです。
たとえば、今やっていること。チラシを作ったり、ポスティングをまいたり、ブログを更新したり。中には、line@も。動画も作っています。一体何のために?
「これは何のために?」
がわかるとやることはみんな変わってきます。
塾長がやる「無料体験」とか「夏期講習」とか。大手なんかでも「無料で夏期講習します」とかいうのやってます。
なぜするのか?そして、うまくいっている塾は今やっていサービスをどうとらえているのか?なぜ紹介をもらえているのか?
またブログを書いている塾長が、ブログセミナーに参加すると「毎日ブログを書いた方がいい」といわれます。
それでは「なぜ毎日書いた方がいい」のでしょうか?集客のため?SEO対策?
また、ブログを書いている人からいうと「ブログを書いていると自分自身の理想となるお客さんと出会うことがある」というようなことをいいます。何のため?
これが根本的な考え方の元になるのです。再度聞きますが、何のために?
結論を書きますと「人間関係を作るため」なのです。すべては相手との人間関係を作るためにやっているのです。
「広告も?」
と思われるかも知れません。たとえば、広告で生徒を集めるとします。
そうすると「安い」を打ち出すと「安いから来るお客さん」が来ます。そして、何かあると「値段」を気にします。
「点数がすぐに上がる」とすると「すぐに点数を上げて欲しいお客さん」がきます。
そして、そこから会員さんとの人間関係がスタートします。そうするとずっとそれが続きます。「安ければ・・」と。
私もキャンペーンをやったこともあります。「半額キャンペーン」です。
1か月だけモニターとして半額で指導しました。1回目はうまくいきました。たまたま半額できた会員さんでそのあとは、しっかりと月謝を払っていただきました。
月に10万円のお客さんです。4か月なので売上としては40万円になりました。
翌年調子に乗って同じキャンペーンを2回目もやってみました。
そうすると「安ければやる」という人がたくさん入ってきました。「月謝が安ければ」と値段交渉をしてきます。
また、中には「入会金がなければ・・」といってくる人もいました。誰だって同じサービスであれば安い方がいいですね。
ですが、価格はサービスを提供する者が生きていくための必要経費です。安くすればそれだけサービスも低下します。
私のところでも人並みに月謝をとっています。中には月謝10万円以上のお客さんもいます。
だからといって、私が「贅沢をしている」ということはまったくないです。自動車も走行距離23キロを超えた軽自動車ですし、服もユニクロです。
履き物なんかはクロックス1つです。頂いたお金は「自分へ投資」して、それをお客さんに還元できるようにしています。
それでもいいという人に集まってもらいたいのです。そういう人との人間関係を作りたいのです。
実際に私はブログからも生徒が集まってきます。また、広告を打ち出してそれからも集まってきます。
自分自身がインターネットで集客をしてますから、無料であろうが有料であろうかできることはいろいろテスト的にやっています。
そして、気づいたことがあります。無料で集まってきている。たとえばブログであったり Facebook であったり。
そういったことで集まってくるお客さんと、広告で集まってくるお客さんとでは明らかに質が違います。
ブログ等で集まってくるお客さんは比較的、私にとっては質が高いのです。それはなぜかというと既に人間関係ができている人だからです。
広告は明らかに一見さんです。最初にパッと見て私のサイトを見て申し込みしてくる人もいます。
そうすると当然ですが私のことはあまりよく知りません。ブログやメールは見てくれている人は、私のことをよく理解してくれています。
人間関係ができているわけです。そうするとずっとお客さんとなってくれる人も多いのです。
これはすべてに通じます。無料の冊子でもそう。ブログでもそう。夏期講習でもそう。
すべて相手との人間関係を作るためのツールと思えばいい加減なことはできません。
冊子を作ってもいい加減なものは作れません。相手の役に立つものを提供する。相手が成長するものを提供する。
そうやって一生懸命やっていくわけです。そして、その冊子を見た人はこの塾がいいと思って入ってくるわけです。
「人間関係を作っていく」
この観点ができてくるとまったく違ったことができてきます 。YouTube に動画を上げるのも、そして Facebook で投稿するのすべて人間関係を作るためということができてきます。
そうすればどうすればいいのかというのが決まってきます。人間関係作るためによいコンテンツ、よいサービスを提供するのです。
そうやって考えていくとすべてが変わってきます。ぜひとも「相手との人間関係を作る」という観点で見てください。そうするとすべてが変わってきます。