今日 Facebook を見ているとパートナーである柳田先生が大変素晴らしい記事を書かれていました。
ちょっと長いですが引用しますね
【直接質問することには多くの弊害がともなうのだ】
生徒からの質問は大歓迎である。どんどん質問して欲しい。
私が石川県でリアル塾を運営していたとき、「学習の記録」というノートを必ず毎日提出させていた。
このノートには「その日、学んだこと」のダイジェストを書くように指示した。質問も必ずそこに書くように、と指示した。
中には、毎日毎日10ページ近く書き続けた生徒もいた(東大合格)。
しかし、中には「すでに学校のノート等に書いた内容を、またどうして書かなきゃならんのか?2度手間じゃん!」とかなんとか文句を言いつつ、毎日3行くらいしか書かない生徒もいた(2浪してその後不明)。
2人とも同じ、石川県No.1の大学附属の進学高校である。
ある日、その「3行の生徒」が、私に直接質問してきた。
「先生、この問題、わからないんで教えて下さい」
「この問題のどこがどのようにわからないのか、解答解説のどの部分がどうわからないのか、自分はどのように考えるのか、そういったことを『学習の記録』に書く約束だよ」
「でもいま、先生、時間ありそうだったから。すぐに終わるような内容だと思うんで、教えて下さい」
「すぐに終わるような内容なら『学習の記録』にもすぐに書けるよね。はい、頑張って書いてね!」
・・・ものすごく不満そうに、その生徒は下がった。
結局、彼の『学習の記録』には質問が書かれていなかった。
オンライン塾などで「24時間質問OK!即座に直接答えます」などというキャッチフレーズがある。これは大変危険に思う。
私の経験則だが、口頭で質問した生徒は同じ質問を必ず近日中にしてくるものなのだ。
要するに、自分自身で「書いて」整理整頓していない疑問点を、整理整頓できてないままなんとなく質問し、口頭での説明でなんとなく「わかったような気になって」満足してしまうのである。
だから私は「質問はメールで。文章と図示の写メで受け付けます」と生徒達に伝えているのである(回答も基本、文章と図示。ときどき、動画も作成するが・・)。
どうしても急ぎの場合や、やむを得ない場合は、電話や口頭でも質問を受け付けるが、そういった特別な例外を除き、質問は必ず生徒自身に書かせた方が生徒のためになる、ということは絶対に間違いないことだ。
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実はこの話は大人でも使える話なのです。柳田先生は生徒を中心に話をしますが、私は大人でも同じようなことを何度も経験しています。というのは私自身がそれを経験したからです。
インターネットでビジネスをスタートしたとき私の月の売上は12000円でした。
12万円ではなくたったの12000円です。月に200時間ぐらい働いてその収入なので、とてもじゃないですがやっていけません。
そして、その間に私は2度ほどコンサルタントという方に相談をしました。1回目は3万円です。1回で3万円なのです。3万円ものアドバイスはどんなことなのかと思いながら質問したのです。
そして、させられたことは現状を書かされたました。そして、その数字を見たとき自分自身で気づいたことは
「これではとてもじゃないが売上が上がらないですね」
というものでした。アドバイスも何もなしで気づいたのです。
理由は簡単
「数が少な過ぎたから」
です。たとえば、反応率が0.4%だとすると4人生徒が欲しかったら見込み客が1000人必要です。
1000×0.004=4人
です。あとは
「数を増やす」(量)
か
「反応率」(質)
だけです。それがわかると「数を増やす」努力をしながら、反応率を上げる努力をするだけです。
10年経ったあと、また別のコンサルタントの人に頼みました。それは確か4万円だったと思います。
そして、相談したところ活動の記録を記録させられました。そして、気づいたことは
「これでは売上が上がらないよね」
ということでした。理由は簡単でした。
「売上を上げる時間をとっていない」
だったからです。
「儲かっていない中小企業は最低でも売上に直結する時間を2時間作る」
のが条件です。椅子に座って
「生徒が入ってこないなあ」
とか
「誰か紹介をしてくれないかな」
何てやっていも結果は出ません。まずは自分から時間を作っていかないと結果は出ないのです。
こうやって自分がやっていることを明確にすればほとんど自分で気づくことができるのです。
まずは、時間を作って自分の活動時間を記録しましょう。
そして、どれだけ
「集客に時間を割いているのか」
がわかります。