昨日東京に住む、元教え子の女子大生と2人で会って飲んできました。
指導をしているときはまったく会ってなかったのですが、今年の3月にお母さんと奈良に遊びに来て一緒に3人で飲みました。
今回は学校の授業の一環で来たので2人で飲みに。他の先生に言うと「えっ、2人で大丈夫なの?」と心配されましたが、生徒のお母さんも「先生と行ってらっしゃい」という風に信頼してくれるのでもちろん大丈夫です。
そこでいろいろ話を聞いて私とはまったく違う女子大生の生活習慣の話を聞きました。
彼女は新宿に住んでいるので新宿での居酒屋の話とか聞いてビジネスのヒントをいただいています。
目次
「美味しい店」ではなく、「売れている店」に行く
実は私の塾運営のほとんどは他の業種からヒントを得ていることが多いです。
実際に以前も書きましたが、私が他の塾長と仲良くしなかった理由は考え方が、その業界に染まってしまうからです。
他と同じような形で塾を運営し、似たような塾を運営していたら、全国を相手にしているオンラインの塾なんかは、その他大勢になって、あっという間につぶれてしまいます。
すごく特色のある塾でない限り、生き残っていけないと思ったので同業者を参考にするのではなく、他業種を参考にしていたのです。
特に食べ物を行くときには自分自身が「美味しいという店」ではなく、「売れている店」に入っています。
というのは「売れている店」というのは売れているだけの理由が隠されているからです。
実際、最近は何軒もラーメンも行きましたが、食べてみて私に合わないというところばかりでした。
例えば、こってりのラーメンは嫌いではないですが、私の口には合いませんでした。
食べ終わったOLの感想を聞いていると「美味しい」とのこと。食べ物の好みも大きく変わってきているのを実感しています。
そこは食べログとかで有名になって、1位をとっていたり、行列ができていたりしますが、私は並んでまで食べたいとは思いません。
ただ、知りたかったのは「なぜそれまで売れているのか?」その秘密が知りたかったのです。私の考えと一般のお客さんが望んでる考えの違いに何があるのかというのが知りたかったわけです。
塾の売り上げを伸ばす秘訣はゴロゴロと転がっている
近所の塾や他の塾を参考にするとやはり「塾というカテゴリー」の中でしかものを考えも考えられません。
当然ある程度偏ってきた考え方になります。ですが、他業種を見るとまったく自分自身が考えないアイデアが生まれてくるのです。
有名な話ですが、自動車工場の流れ作業は、精肉所の流れ作業からヒントを得ています。これはフォードの創業者が考えたことです。
実際に私が使ったアイデア
例えばセブンイレブンでは nanaco カードが使われています。この nanaco カードは何を目的にしているのかと言うとお客様の囲い込みです。
nanaco カードを作らせて nanaco カードに入金すると当然商品の購入はセブンイレブンで購入することが多くなってきます。
だから、新規オープンのときには、 nanaco カードを作らせて、そこに入金させるような仕掛けをするわけです。
これを塾に応用するにはどうすればいいのか?私のところでは「オンライン自習室」をオープンして、最初に生徒に入ってもらうように仕掛けています。
こういったことから他業種からのヒントは得られるわけです。
すべてのことをヒントに
どこに行ってもビジネスのヒントは隠されています。ただ、それを見ていないだけです。もし、本気で塾を建て直したいと思うのであればヒントはどこでも見つけられます。